ウルトラマンティガ−NEW GENERATION− 第25話 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 第25話 「戦いの記憶」


 ティガが改造インペライザーを倒して2週間が経過し、宇宙人や怪獣の出現はパッタリと途絶えていた。
 突然訪れた平穏な時間にTDMの上層部やGUDMの隊員達は戸惑ったがTDM上層部は働き改革の一環としてGUDMの隊員達全員に2日間の休暇を与えることにした。



 哲也 「美波、着いたぞ。」

 美波 「ここが哲也くんのお家か〜。結構綺麗なお家だね♪。」

 哲也は同僚であり彼女の美波と自身が運転する車で故郷の船橋市に帰ってきた。

 哲也と美波は車を降りて手を繋いで哲也の実家に向かう。

 
 哲也 「母さん、ただいまー。」

 家の玄関の扉を開ける哲也。

 知世 「哲也、お帰り。隣にいる子は誰?」

 玄関に出迎えにきて哲也の隣にいる美波に驚く知世。

 哲也 「この子は俺の同僚で彼女の梅澤美波ちゃん。」

 美波 「はじめまして!哲也くんとお付き合いしている梅澤美波です!よろしくお願いします!」

 頭を下げて知世に挨拶をする美波。

 知世 「こちらこそはじめまして!哲也の母の知世です。」

 同じように挨拶をする知世。

 知世 「哲也、素敵な彼女が出来たのね♪」

 哲也 「ちょっと母さん。茶化すなよ!///」

 顔を赤くしながら怒る哲也。

 美波 「・・・//////」

 同じく美波も顔を赤くしていた。



 知世 「哲也、あなたもう怪我は大丈夫なの?」

 哲也 「ああ。もう医師から激しい運動してもいいって言われたよ。」

 知世 「ロボット怪獣にあなたがやられたことをテレビで知った時は本当に驚いたわよ。そんで病室を抜け出して戦いに行くなんて・・・普通の人間なら絶対死んでるからね!」

 哲也 「ごめん・・・・。」

 美波 「えっ・・・知世さん、哲也くんがティガであることを知ってるんですか!?」

 知世 「そうよ。私だけでなく鋼太郎さんも哲也がティガであることを知ってるわ。」

 美波  「哲也くんがティガであることを知ってるのは私たちだけじゃなかったんだ。」

 

 夕飯まで時間があるので哲也と美波は街が一望できる高台の公園に来ていた。


 美波 「すごーい!夕日きれーい!」

 哲也 「だろ?ここは俺がこの街で一番好きな場所なんだ。」

 手を繋いで夕日を見る哲也と美波。

 美波 「ねぇ哲也くん、初めてティガの力を手にした時どう思ったの?」

 哲也 「すごい力を手にしたから最初は戸惑ったよ。だけど再び怪獣が現れ始めた時期だったから悩んでる暇もなかったし、すぐこの力を使って地球を守ろうって決めんだ。」

 美波 「そうなんだ・・・。そういえば哲也くんが前にスペシウム光線でベムラーを倒したことがあったけどあれってどうやって放ったの?」

 哲也 「あれは無意識に放ったよ。その当時は父さんがウルトラマンであることを知らなかったし。」

 美波 「スペシウム光線を無意識に放つなんてすごいね・・・・。哲也くんはつらくてやめたいと思ったことはあるの?」

 哲也 「俺のことを地球の希望として思ってくれる人がいるからやめたいと思ったことはないかな。」

 美波 「カッコいいね。哲也くん。」

 哲也 「ありがとう。美波、そろそろ夕飯の時間だから帰ろうか!」

 美波 「うん!」


 
 こうして哲也はこれからもみんなの希望となるために戦う決心をつけたのだった。




 To be continued...

 


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 次回第26話は殺し屋超獣バラバが登場!お楽しみに!