君が生きた証 第3章 #29 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 5月30日、この日はリュウの29歳の誕生日。



 岡田家ではリュウの誕生日パーティーが行われていた。



 「リュウくん、誕生日おめでとう❤️」

 日奈子・環奈 「「パパたんじょうびおめでとう!」」

 「ありがとう!みんながお祝いしてくれてパパ嬉しいよ!」

 肩からおたんじょうびおめでとうと書かれたタスキをかけて喜ぶリュウ。


 「俺もついに29歳になっちゃったな・・・・。マイちゃん、俺たち来年で30歳になっちゃうね。」

 「そうだね〜。私達随分年取っちゃったね・・・。」

 「30歳になったら太り始めるっていうし・・・日課の素振りとランニングの量を増やすか。」

 「その方がいいと思うよ。リュウくんの仕事はデスクワークが多いからね。私はライブで歌ったり、ダンスしたりするから太る心配は無いけどね♪」

 料理を食べながら自分達が年を取ってしまったことを自覚する岡田夫妻。

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 環奈 「パパ、これかんなからのぷれじぇんと!」

 環奈は自分が書いたお世辞にも上手ではないリュウの似顔絵をリュウに渡した。

 「ありがとう環奈!大切にするからな!」

 満面の笑顔で環奈の頭を撫でるリュウ。


 日奈子 「パパ!これたんじょうびぷれぜんと!」

 日奈子は粘土で作ったリュウの顔をリュウに渡した。

 「すごいな!日奈子、これ一人で作ったの?」

 日奈子 「うん!」

 「ありがとう!部屋に飾るよ!」

 
 「はい!リュウくん、これは私からのプレゼント♪」

 マイはリュウに何か物が入った箱を手渡した。

 「マイちゃん、この袋開けてみていい?」

 「いいよ❤️」

 リュウが箱を開けると中から高級そうな腕時計が出てきた。

 「これは・・・新品の腕時計だ!」

 「うん!これはリュウくんの大好きな松井秀喜さんモデルの腕時計だよ❤️」

 「マジで!松井秀喜さんモデルの腕時計!嬉しい!マイちゃん、腕時計巻いていい?」

 「いいよ!」

 リュウは早速その腕時計を左手に巻いた。

 「マイちゃん、似合ってるかな?」

 「リュウくん、すごく似合ってるよ!」

 「嬉しいな////マイちゃん、ステキな誕生日プレゼントをくれて本当にありがとう!一生大切に使うよ!」

 「どういたしまして❤️」



 家族に誕生日を祝福されて幸せなリュウでした。




 つづく

 


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