Lost Days 第14話 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 9月中旬の月曜日の朝


 アスカ  「お母さん、ごちそうさま。私、今日日直だから早く行くね!」

 優香  「わかったわ。車に気を付けてね!」

 アスカ  「うん!じゃあいってきまーす!」

 優香  「いってらっしゃーい。」

 アスカはランドセルを背負い、学校に向かった。

 公助  「母さん、僕も今日は8時から議会があるから行ってくる。」

 身だしなみを終えてスーツに着替えた公助。

 優香  「お父さん、頑張ってきてね!」

 公助  「うん!いってくるよ!」

 優香  「いってらっしゃーい。」

 公助は家を出た後、車で市議会会場の沼田市役所中央公民館に向かった。

 優香  「さてと・・・・・マイー!もう7時よ!朝御飯冷めちゃうから早く降りて食べてー!」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 階段下から優香が呼び掛けても返事をしないマイ。

 優香  「マイ、聞こえたら返事しなさいー。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 やっぱり返事をしないマイ。

 優香  「マイはまだ寝てるのかしら?早く起きて朝御飯食べて準備しないと学校に遅刻するのに・・・・・・・。」

 優香はそう言いながらマイの部屋に向かった。

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 優香  「マイ!早く起きなさい!遅刻するわよ!」

 「お母さん、私学校に行きたくない!」

 優香  「えっ・・・・・・・・・・何で行きたくないの?」

 「私、いじめられてるから。だから行きたくない!」

 マイは起き上がり、優香のもとにやってきた。

 「いじめが終わるまで学校に行かないから出てってよ!」

 優香  「ちょっとマイ!」

 マイは優香を部屋から追い出し、部屋に引きこもってしまった。

 優香  「マイ!開けなさい!詳しく話を聞かせてよ!」

 コンコンコンコン!

 扉をノックしてマイに呼び掛ける優香。

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 部屋の中のマイはパジャマ姿のまま布団をかぶり続け、優香の呼び掛けを無視していた。


 これがマイの2週間に渡る不登校の始まりだった・・・・・・。



 つづく




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