友梨奈 「ふぅ・・・・今日は山田くんと一緒にお話ししながら帰れてよかった~♪」
今日涼太と一緒に話をしながら帰れたことを思い出し、笑顔になる友梨奈。
友梨奈 「でも・・・・・あの時手を繋いでればよかったかな・・・・・・・・」
自身の右手を見つめる友梨奈。
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涼太 「平手さんは長濱さんと鈴本さんと仲が良しだよね。」
友梨奈 「うん!鈴本とは小学校からの幼馴染みでねるとは中学校からの友達なの。」
涼太 「いいな~俺転校してきたから幼馴染みに会えなくなったから寂しいよ。」
友梨奈 「そうなんだ・・・・・はっ」
友梨奈と涼太は隣同士で歩いており、ちょうど手を繋げる距離であった。
友梨奈 「(私は今山田くんとすごく近い・・・・ちょっと手を繋いでみよっかな・・・。)」
友梨奈はそーっと自分の右手を涼太の左手に近づけようとした。
涼太 「平手さん?」
友梨奈 「はっ!はい!」
涼太 「どうしたの?そんな驚いて。なんか変なものでも見た?」
友梨奈 「いや!そういう訳じゃなくて!山田くんの手が大きいな~と思って!」
涼太 「そんなに大きいかな?俺の手?」
友梨奈 「(どうしよ~ちょっと変なこと言っちゃったかも・・・・・・)あっ!私のお家この角を左に曲がったところにあるから!山田くんまた明日!」
涼太 「平手さん!また明日!」
友梨奈は恥ずかしさを隠すように走り去っていった。
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友梨奈 「どうやったら一歩前に進めるのかな~。」
ベッドに寝転がりながら考える友梨奈。
友梨奈 「鈴本とねるに相談したいけどあの二人もまだ片想い状態だし・・・・・ここはあの人に相談しよ!」
友梨奈はスマホである人物に電話をかけた。
つづく
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