A Day in Our Life #202 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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第69話 「ハチャメチャ!?文化祭」


2011年9月5日、新学期が始まって4日が経ちリュウ、ショウ、ヒロト、ハルト、カズヤの5人は昼休みに市川総合高校の屋上で談笑していた。

「いや~野球部を引退してからめっちゃ時間が出来たよな。」

ショウ  「そうだな。僕とリュウは受験生だし、ヒロトも10月の下旬にドラフト会議があるし、ハルトはプロライダー、カズヤはバーテンダーに就職が決まってるからな。」

ヒロト  「野球部を引退してから俺、プロ野球に向けての自主練とナナミちゃんとデートすることが増えたよ。リュウはマイちゃん、ショウはサユリちゃん、カズヤはリナちゃん、ハルトはナナセちゃんと一緒にいられる時間が増えたし。」

ハルト  「そうだな。ところで来月には文化祭があるじゃん。今年も市嵐やろうぜ!」

カズヤ  「今年もやるのか!?市嵐を?」

ハルト  「当たり前だろ!去年市嵐やった時に評判よかったし!ステージ発表の人気投票で上位だったから!今年も文化祭に嵐を巻き起こそうぜ!」

ヒロト  「いいね!やろうぜ!」

ノリノリのヒロト。

ヒロト  「リュウもショウもカズヤもやりたいだろ?」

「そうだな。前回やった時楽しかったし。」

ショウ  「サユリちゃんも興奮してたからな。」

カズヤ  「俺もやりたいよ。で今年は何を歌うの?」

ハルト  「嵐のデビュー曲のA. RA. SHIだ!」

「おー!名曲だな!」

ショウ  「で、いつから練習始めんの?」

ハルト  「明明後日から全体でダンスと歌練習を始めようぜ!」

ヒロト  「それまでにPVや動画を見て振り付けを覚えますか!」

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一方その頃教室では・・・・・・・


カナ  「ねぇまいやんちょっといい?」

「何、かなりん。私、今から屋上に行ってリュウくんと一緒にお弁当を食べるんだけど・・・・・・。」

カナ  「ちょっとだけ時間をちょうだい!お願いしたいことがあるの!大丈夫すぐ終わるから!」

カナは両手を合わせて頭を下げマイにお願いする。

「わかった。で、お願いしたいことって?」

カナ  「まいやん!今年も文化祭でみんなで曽谷坂46をやりたいの!だから参加してくれないかな?」

「いいけど・・・・・去年の文化祭練習でマナツとなぁちゃんが不仲になったよね?本当に大丈夫なの?」

カナ  「大丈夫!今年はフォーメションを慎重に決めていくから!だからお願い!」

「・・・・・わかった!私でよかったら協力するよ!それで今メンバーはどれくらい集まってるの?」

カナ  「私を含めてレイカ、若月、マナツ、生駒ちゃん、まいやん、みさみさ、まいまい、かずみん、さゆにゃんの10人であと6人必要なの。」

「基本的には去年と一緒なんだ・・・・・まかせて!さゆりん、ななみん、みなみちゃん、能條、ゆったん、なぁちゃんは私が誘ってみるから。」

カナ  「まいやん、ありがとう~!」

こうしてマイ達の曽谷坂46も動き出した。

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3日後の放課後、早速市嵐はダンス練習のため空き教室に集結した。

「みんなA.RA. SHIの振り付け覚えてきたか?」

ショウ  「もちろん覚えてきた。早速みんなで踊ろうぜ。」

ヒロト  「おう!」

早速市嵐はA. RA. SHIのCDが入ったラジカセのスイッチを入れて踊り始めた。

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You are my SOUL! SOUL! いつもすぐそばにある♪ゆずれないよ 誰もじゃまできない♪体中に風を集めて 巻きおこせ♪
A・RA・SHI A・RA・SHI for dream~♪

みんな  「・・・・・・・・・・・・・・。」

曲に合わせてダンスを踊るリュウ達。

ハルト  「なんかいい調子じゃね!俺達!」

カズヤ  「ああ!でもまだ練習が始まったばかりだから油断するんじゃないぞ。」

「そうだな。油断した時に怪我をしてしまうことがよくあるからな。」

ヒロト  「去年のBelieveは嵐のTVサイズ用のやつでパフォーマンスしたから今年のA. RA. SHIはフルサイズで行こうぜ!」

ショウ  「えっ?フルサイズで行くの!?ハルトのスタミナは持つのか?」

ハルト  「おい!俺だってA. RA.SHIのフルサイズのやつでパフォーマンス出来るつーの!それとPVで相葉と二宮と大野がバク転やってただろ!俺もバク転やるぞ!」

「じゃあ俺もやるよ。去年ハルトと一緒にやったバク転は評価高かったし!」

ヒロト  「いいな~リュウとハルトはバク転出来て・・・・・・羨ましいよ。」

ショウ  「僕たちはそれに負けないくらい激しいダンスやって頑張ればいいんだから。」

カズヤ  「ところでリナちゃん達、曽谷坂46のメンバーは集まったのかな?」

ハルト  「一応集まっては来てるけど去年ナナセとマナツちゃんが不仲になってた影響で能條ちゃんとユウリちゃんがメンバー入りを辞退したらしいぞ。そんで今、残り二人を必死に探してる。」

「まあ仕方ないよ。去年大騒動を引き起こしたナナセちゃんとマナツちゃんがいるところでやるのにはちょっと躊躇するよな。」

ヒロト  「まだパフォーマンスする曲やフォーメションも決まってないって聞いてるから本当に大丈夫なのかな~ナナミちゃん達。」

ショウ  「サユリちゃん達はきっと大丈夫だよ!去年だって問題が起きたけど無事にパフォーマンスを成功させたんだから!さあ練習再開しようぜ!」

ハルト  「おう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、マイ、サユリ、ナナミ、ナナセ、リナの5人は3年A組の教室にいた。

「はあ~なかなか曽谷坂46の新メンバーが集まらないね・・・・・。」

サユリ  「仕方ないよ。去年のことがあったから誰だって入るのには躊躇しちゃうよ。」

ナナセ  「みんなホンマにごめんな・・・・ななが去年マナツに嫉妬して怒ったせいで・・・・」

リナ  「なぁちゃん、謝らないで!もう済んだことなんだから。」

ナナミ  「早くメンバー集めを急がないと練習期間が短くなるよ。ヒロトくん達はもうダンス練習を始めてるし・・・・・・。」

「そうだけど・・・・・誰かいい子いないかな~。」

サユリ  「じゃあらりんはどう?」

ナナセ  「らりんってせいらりんのこと?」

サユリ  「そう!らりんは目立つことが好きだし、まいやんと仲が良いから絶対OKしてくれるかも!」

ナナミ  「なるほど!らりんとしーちゃんは「お姉たま」と「いもたん」と呼び合う仲だからね!早速説得に行こ!」

「うん!」

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セイラ  「わかりました!わたしも参加します!」

「ありがとう!いもたん!一緒に有志企画頑張ろうね!」

セイラ  「はい!」

マイとセイラは握手を交わした。

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サユリ  「これで15人揃ったね!最後の一人は誰がいいと思う?レイカ、かなりん。」

カナ  「う~ん。私的にはもう一人年下のメンバーを入れた方がいいと思う。」

「そうだ!ななみん、蘭世ちゃんにメンバー入りしてくれるように頼んでみたら?」

ナナミ  「そうしたいけど・・・・・蘭世ちゃんは目立つことが好きじゃないから絶対断られると思うよ。」

ナナセ  「ん~~誰かええ人おらんかな~。」

リナ  「じゃあまいやんの妹のアスカに入ってもらえばいいじゃん!」

みんな  「・・・・・・えっ!?」

リナ  「だってアスカは可愛いし、ダンスもうまいからきっとパフォーマンスが成功すると思うよ!」

ナナミ  「確かに!じゃあしーちゃん、アスカを説得してくれる?」

「難しいけど・・・・・これも有志企画を成功させるためだから私、頑張るね!」

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その日の夜、岡田家では早速ネクリジェ姿のマイが自分とリュウの部屋でアスカに電話を掛けていた。

「・・・・・ってことだけどアスカ、協力してくれる?」

アスカ『お姉ちゃん、本当に私でいいの?』

「えっ?」

アスカ『私、歌とダンスは下手だし、それとすごいブスだからあんまり力になれなよ。』

「そんなことないわよ。アスカは可愛いし
私より小顔だし、歌もダンスも上手いじゃん!十分力になるよ!ねっ?一緒にやろ!」

アスカ『わかった。でも私、平日には学校があって平日練習には参加できないからまあ土日祝日練習には参加できるけど。』

「わかってる。私が踊っているダンス動画を携帯に送るからそれを見て練習してね。じゃあ有志企画頑張ろうね!」

アスカ『うん。』

マイは電話を切った。

「ふー!よし!アスカがOKしてくれたことをレイカに報告しよっと。」

マイはレイカにメールを送信した。するとすぐにレイカからメールが返信された。

レイカ『まいやんありがとう!これで16人揃ったよ!明日かなりんと一緒に今回の曽谷坂46がパフォーマンスをする曲を決めてみんなに発表するから!じゃあおやすみ!』

「今回はどんな曲をやるんだろ~気になるな~。」

「(ガチャッ)マイちゃん、ただいま~。」

リュウがパジャマ姿で風呂から帰ってきた。

「リュウくん、おかえり。じゃあ寝よっか❤」

「うん!」

二人はベットに寝転がり、手を繋ぐ。

「ところでマイちゃん。アスカちゃんが曽谷坂46に加入する件はどうなったの?」

「それなら大丈夫だよ。アスカからOKを貰えて正式に加入することが決まったから。」

「よかった。これでマイちゃん達も練習出来るようになったね。」

「うん。今年は何も問題がなくパフォーマンス出来たらいいな~。」

「大丈夫だよ。去年みたいに分裂状態にはきっとならないよ。」

「そうだよね。じゃあリュウくんおやすみ❤」

「おやすみ。」

二人は舌を入れる濃厚なおやすみのキスを交わした後、眠りについた。


この時はまだみんなは知らなかった。今年は市嵐に大問題が起こり、ある二人のメンバーの大喧嘩が発生してしまうことを・・・・



つづく




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