A Day in Our Life #184 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

13時、市川総合と伊勢工業はホームベース前に整列していた。


審判  「ただいまより市川総合高校対伊勢工業高校の試合を始めます!一同礼!!!」

両校選手一同  「「お願いします!!!!」」

市川総合と伊勢工業の選手達は帽子を脱いでお互いに挨拶を交わした。

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1回表

パシィッ!

審判  「ボール!フォアボール!!」

フォアボールとなり、カズヤは一塁に出塁した。

リナ  「よし!カズヤくんが出塁した!!」

ミサ  「カズヤくんが出たということはこの回は必ず点が取れるね!そして次のバッターは・・・・・・。」


ウグイス嬢『2番ライト玉森くん』

ユウキ  「お願いします!」

ユウキはあっという間に1ボール2ストライクと追い込まれてしまったがその間にカズヤは二塁に盗塁した。

ハルト  「ユウキのやつ早速追い込まれてるじゃないか!!!」

ユウヤ  「甲子園で試合するのは初めてだからプレッシャーがユウキに襲いかかっているんだ!見ろ!ユウキの体が小刻みに震えてるぞ!」

ブン!パシィッ!

審判  「ストライーク!バッターアウト!」

市川総合応援団  「あ~あ。」

溜め息をつく三塁側アルプススタンドの市川総合応援団。

まいまい  「ユウキくんはプレッシャーに押し潰されたね・・・・・・」

カズミ  「ヒット打ってたら先取点が取れてたのにね。」

ミサ  「ユウキくん・・・・・・・はぁ・・・・・・。」

ミサは溜め息をついていた。

その後、三番のタクヤが意表をついた送りバントを決めてカズヤが三塁まで行き、これで2アウトランナー三塁となり、ここで迎えるバッターは・・・・・

ウグイス嬢 『4番サード中島くん』

ナナミ  「ヒロトくーん!打ってー!」

ヒロトが打席に入った瞬間市川総合プラスバンド部が「X JAPAN」紅の演奏を始める。

市川総合応援団  「かっ飛ばせー!中島!!」

市川総合応援団は紅に合わせて鳴り物をならしながらヒロトに声援を送る。

しかし相手バッテリーはヒロトを敬遠気味に歩かした。

サユリ  「ヒロトくんがフォアボールで出た!」

ナナセ  「これで2アウトやけどランナー一塁三塁の大チャンスやで!!」

「次はチャンスに強いリュウくんだよ!!行けー!リュウくーん!!」

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「・・・・・・・・・フゥ~。」

リュウは打席に入る前に目を閉じて精神統一をする。ちなみにリュウは今頭の中で波一つない海を思い浮かべていた。

リュウ  「(柴田先生・・・・あなたのリラックス法を使わせていただきます。)」

リュウは精神統一を終えて打席に入った。


その後、リュウは粘りに粘って3ボール2ストライクとフルカウントとなった。

レイカ  「これでフルカウントになった。」

「リュウくん・・・・・・お願い!打って!」

そしてリュウは相手投手の第4球目のストレートを叩いた。打球はセンター前ヒットとなり、カズヤがホームベースを踏んで市川総合に先制点が入った!!

「リュウくーんー!!やったー❤」

リュウのタイムリーヒットに大喜びするマイ。

みなみ  「お兄ちゃん!すごーい!!」

アスカ  「リュウさん、さすが♪」

まいまい  「よし!先制点ゲット!!」

ミサ  「市川総合の甲子園球場での初ヒットを打つなんてやっぱりリュウくんはすごいね。」

リナ  「カズヤくん、ナイス走塁!!!」

市川総合応援団  「岡田!岡田!オー!ハイ!」

先制点を取り、大興奮の市川総合応援団。

しかし6番のタツヤがレフトフライに倒れ、スリーアウトとなりチェンジになった。

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1回裏、伊勢工業の攻撃が始まり、市川総合の先発はエースのショウ。

審判  「プレイ!!!」

ショウはあっという間に150kmのストレートと多彩な変化球で一番打者を追い込んだ。

ユミ  「すごい!あっという間に追い込んだ!!!」

サユリ  「ショウちゃん、いっけー❤」

ショウは第6球目を投じた。すると球は左打席の方向に曲がった。

一番打者  「うわっ!!!」ブン!

一番打者のバットが空を切りボールはユウヤのミットに収まった。

ショウが投げた球はスライダーだった。

市川総合応援団  「うお――!!!!!!」

大興奮する三塁側アルプス市川総合応援団。

サユリ  「ショウちゃんー❤すごーい!」

レイカ  「今日もショウくんのスライダーは曲がってるね!」

まずは1アウト。

ショウは次の二番打者も2ボール2ストライクと追い込んだ。

かりん  「やっぱりショウさんはすごい・・・もう次の打者も追い込んだ・・・・・」

ショウは第7球目を投げた。すると球は相手打者の手元でシンカーに近い変化で内角低めに沈んだ。

二番打者  「なんだ?この球は!?うわっ!」ブン!

二番打者のバットは空を切り、ボールはユウヤのミットに収まった。

ショウ  「(よっしゃ!ワンシーム決まった!)」

ショウは小さく右手でガッツポーズを作った。

三番打者もライトフライ打ち取り、スリーアウトとなりチェンジとなった。

サユリ  「やったー❤三人切りー!ショウちゃんやっぱりすごーい❤」

リナ  「まっちゅん、喜び過ぎだから!」


その後、両チームとも点が入らず回は3回まで進んだ。




つづく





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