A Day in Our Life #156 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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4月のある日の放課後の帰り道


ヒロト  「なあショウ、お前もそろそろサユリちゃんに告白しろよ!1年でサユリちゃんのことをいろいろ知れただろ?」

ショウ  「そうしたいんだけどな。僕、サユリちゃんにフラれるのが怖いんだよ。」

「あ~!!うじうじしてたら前に進めねぇぞ!早くサユリちゃんに思いを伝えろよ!」

ショウ  「めちゃめちゃモテる癖にまだ恋をしたことがないお前に言われたくねぇよ!!!早くお前も恋しろよ!!!」

ナナミ  「確かにwww」

ヒロト  「まあまあ二人とも落ち着け!!俺たちもショウの恋を応援するからさ!」

「お前なら大丈夫だよ!だってお前はイケメンで俺とヒロトと同じく女の子からも告白されたこともあるんだからフラれたりしないよ!」

ナナミ  「でもまっつんはすごいアニヲタだからリアルの男性と恋愛するとは思えないけど・・・・・」

ヒロト  「ナナミちゃん・・・・・それ言ったらおしまいだよ・・・・・これじゃあショウが可哀想だからなんかアドバイスないの!?」

ナナミ  「う~ん。まっつんの好きなアニメと漫画を見て趣味とか感覚を合わせた方がいいんじゃない?」

「なるほど!」

ショウ  「それでサユリちゃんが好きなアニメは何?」

ナナミ  「「コードギアス」「魔法少女まどか☆マギカ」「銀魂」「BLEACH」「キューティクル探偵因幡」の5つ。」

ヒロト  「銀魂とBLEACHは観たことがあるけどそれ以外はほとんど知らねぇ・・・・・」

「マニアックなアニメも知ってるなんて。サユリちゃん、すげぇアニメヲタクじゃん!!ショウ、大丈夫かよ!?」

ショウ  「大丈夫。僕、サユリちゃんの好きなアニメを全部見てセリフや名場面を覚えるから!」

ナナミ  「えっ!?本当にアニメを見て全部覚えるつもりなの!?」

ショウ  「ああ!僕の記憶力をなめるなよ!こう見えても僕はテストで学年1位を取ったことがあるから!楽勝だよ!」

ヒロト  「こいつマジで全部覚える気だ・・・・・。」

「恋とは恐ろしいものだ・・・・・・人の人格までも変えてしまうとは・・・・。」


1週間後・・・・・・


ショウ  「サユリちゃん、アニメ銀魂の第26話の話は本当最高だよね!」

サユリ  「特にあのシーンは涙なしでは見られないからね!あとBleachも最高!」

ショウ  「ああ!」

ショウはサユリと仲良くアニメトークをしていた。


ナナミ  「本当にショウくんが1週間でアニメのセリフと名場面を覚えられるとは・・・・」

トモヤ  「まあいいじゃん!これでショウとサユリちゃんの距離が縮まったんだから。」

「ああ!次はいよいよデートだな。」

ヒロト  「ショウは初デートで告白した方がいいじゃないのか?だいぶお互いの事を知ったからな。」

ナナミ  「うん。成功する可能性は高いと思う。」


その日のお昼休み


ヒロト  「なぁショウ。そろそろサユリちゃんをデートに誘ってみたら?」

ショウ  「デートか・・・・ちょうど僕もそろそろサユリちゃんとデートしたいって思ってたよ。」

ナナミ  「それでデートの最後に告白しちゃいなよ!!」

ショウ  「確かに告白したいけどフラれたらどうすんだよ?」

ナナミ  「まあその時はその時だね!くっくっくっ」

悪い笑顔を浮かべるナナミ。

ショウ  「何だそれ!ナナミちゃんは本当どSだな!」

「まあまあ落ち着けよ!ショウの全力投球はサユリちゃんに届くと思うから!頑張れよ!」

ショウ  「リュウ、ありがとうな。」


その日の放課後


ショウ  「ねぇサユリちゃん。」

サユリ  「何?ショウくん。」

ショウ  「こ、今度の土曜日・・・・・・僕と一緒に・・・・」

サユリ  「僕と一緒に?」

ショウ  「デ、デートしようよ!」

サユリ  「デート!?行く行く!」

ショウ  「で、どこ行きたい?」

サユリ  「まっちゅん、秋葉原に行きたい!!」

ショウ  「あ・・・秋葉原か。いいね!秋葉原でデートしよう!(ナナミちゃんの言う通り、サユリちゃんは秋葉原が本当に好きだから初デートの時も100%秋葉原になった。)」

サユリ  「ショウくん、秋葉原デート楽しみだね❤」

ショウ  「あ、ああ!」


初デート当日


サユリ  「まっちゅんが秋葉原に~来たー!!!」

某お笑い芸人の物まねをするサユリ。

ショウ  「サユリちゃん・・・・わざわざ芸人の物真似をしなくていいから!!」

サユリ  「いいじゃん!楽しいから!ショウくん、今日は一杯楽しもうね!」

ショウ  「あ、ああ!」

戸惑いながら答えるショウ。

サユリ  「ほら行こっ❤」

ショウ  「あっ!ちょっと!サユリちゃん!少しは落ち着いてよ!(でもサユリちゃんの手は温かいな・・・・)」

サユリはショウの左手を取って走り始めた。


ショウ  「じゃあサユリちゃん、最初は何処に行こうか?」

サユリ  「ん~!まっちゅん、彼処行きたい!」

サユリが指を指した方向にはコスプレショップがあった。

サユリ  「まっちゅん!久しぶりにコスプレしたいの!ねっ!ショウくんいいでしょ?」

ショウ  「別にいいけど・・・・(いきなりコスプレかよ!)」

サユリ  「さあ行こ!行こ!」

ショウ  「うん・・・・・」

ショウはサユリに連れられてコスプレショップに入っていった。

サユリ  「どう?ショウくん?」

サユリはクリーミーマミのコスプレを着て更衣室から出てきた。

ショウ  「結構似合ってるよ!」

サユリ  「本当に!?嬉しいな~❤ショウくんがまっちゅんの趣味を理解してくれて♪」

サユリはこのままでショウと秋葉原デートを行うことにした。



サユリ  「ねぇ~ショウくん、まっちゅん、お腹すいた!お昼ごはん食べようよ!」

ショウ  「そうだね!じゃあ近くの喫茶店で食べようか!」

二人は近くの喫茶店で昼食を取ることにした。

サユリ  「もぐもぐ……………ごくっ」

ショウ  「ちょっとサユリちゃん、まだ食べるの!?食べ過ぎだよ!」

サユリ  「だって今日は特にお腹が空いてるんだもん!」

ショウ  「何で?」

サユリ  「今日のショウくんとのデートが楽しみだったから朝御飯食べるのを忘れてきちゃった♪」

ショウ  「えっ?(もしかしてサユリちゃんは僕のことが好きなんじゃないのか?よし!デートの最後に告白するぞ!)」


二人はその後、漫喫やメイド喫茶やキャラクターショップ等たくさんの所へ行った。


サユリ  「ショウくん、今日は本当に楽しかったね♪」

ショウ  「うん。僕もサユリちゃんと一緒だったからもっと楽しかったよ!」

サユリ  「ありがとう❤まっちゅんもショウくんと一緒だったからもーっと楽しかった♪」ニコッ

サユリは満面の笑顔でショウに話しかけた。

ショウ  「あのさ・・・・サユリちゃん。」

サユリ  「うん?」

ショウ  「僕はアニメのイケメン王子のようなかっこいいセリフじゃないけれどこれだけは言わせてください。」

サユリ  「はい・・・・」

ショウ  「サユリちゃん・・・・・僕は君のことが好きです。僕と一緒にストーリーをつなぐヒロインになってください!!」

サユリ  「・・・・・・・・・・」

ショウ  「(何も言わないか・・・・・僕はフラれたのかな。)」

サユリ  「ショウくん、まっちゅんでいいの?」

ショウ  「えっ?」

サユリ  「まっちゅん、すごい大食いだよ。それでもいいの?」

ショウ  「いいよ。僕、いっぱい食べるサユリちゃんも好きだよ。」

サユリ  「まっちゅん、すごいアニメヲタクでアニメの話しかしないけどそれでもいいの?」

ショウ  「いいよ。それもサユリちゃんの個性だし、僕はサユリちゃんの全部が好きだから!」

サユリ  「ありがとう(涙)まっちゅんもショウくんのことが大好き❤優しい所とか野球が上手い所や賢い所とか歌も上手い所とかもうぜーんぶ大好き❤」

ショウ  「サユリちゃん・・・僕と付き合ってください!」

サユリ  「はい!」


・・・・・・・チュッ


二人は愛を誓うように口づけを交わした。


サユリ  「ねぇ、ショウくん。せっかく恋人同士になったんだから呼び名を変えていい?」

ショウ  「いいよ。これからは僕のことを何て呼んでくれるの?」

サユリ  「じゃあショウちゃん!」

ショウ  「ショウ・・・・ちゃん!?何でちゃん付け!?」

サユリ  「だってそっちの方がしっくりくるし、かわいいから❤」

ショウ  「そうなんだ・・・・まあとにかくサユリちゃん、これからもよろしくね!」

サユリ  「ショウちゃん、こちらこそよろしくね❤さゆりんごぱ~んち!」

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ショウ  「とまあこれが僕とサユリちゃんが付き合うまでの話の全容ってわけ。」

「ショウくんとさゆりんもロマンチックだったね!今度はカズヤくんと生駒ちゃんに付き合うまでの経緯のお話を聞こっと♪」

「まだ聞く気なんだ・・・・・・」


心の中でちょっと飽きれるリュウでした。




つづく





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