A Day in Our Life #135 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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乃木坂46・櫻坂46・日向坂46の小説と画像集を更新しています!
ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

すず  「どうぞ!ちょっと散らかってますけどゆっくりしていてください。」

「おじゃまします。へーけっこういろんなものがあるね。」

みなみ  「すず姉ちゃんの部屋に入るの久しぶりだな~。」

マイとみなみはすずの部屋に来ていた。


「あれ?この写真・・・・すずちゃんとななみんが一緒に写ってる!何で?すずちゃん、ななみんと友達なの!?」

すず  「はい。同じバスケ経験者で仲良くなりました。あとショウさんとヒロトさんとサユリさんとトモヤさんにも会ったことがあります。」

「そうだったんだ~。私、リュウくんとななみんから聞いてなかったから今日初めて知った。」

すず  「ところでマイさんは中学生の時は何かスポーツをやっていたんですか?」

「ソフトボールやってたよ。レギュラー入りして4番も打ったこともあるよ!」

すず  「すごいですね!ところでマイさんはリュウ兄ちゃんのこと好きですか?」

「もちろん大好きだよ!私、リュウくんがいないと生きていけないくらい大好きだよラブラブ

すず  「それくらいマイさんはリュウ兄ちゃんのことが好きなんですね・・・・。」

みなみ  「ねぇすず姉ちゃん、恋人出来た?」

すず  「まだ出来てないよ。」

「嘘!?すずちゃん、私よりもかわいいのに?」

すず  「いやいやマイさんの方がかわいいですよ!」

「いやいやすずちゃんの方が・・・・・・」

すず  「いやいやマイさんの方が・・・・・・・」

「いやいやすずちゃんの方が・・・・・」

すず  「いやいやマイさんの方が・・・・・・」

みなみ  「(いつまでやるんだろ・・・これ?)」

ちなみにこのくだりはリュウがすずの部屋に入って来るまで数分続いた・・・・・・


「リュウくんのお祖父さんや叔父さん達楽しい人ばかりだね♪」

「ああ。弁護士やってるけど気さくな性格だからね。」

二人は仲良く縁側でくつろいでいる。その二人を遠くから見てすずは先程と同じように悲しい表情を浮かべている。

翔平  「・・・・・すず。」

すず  「お兄ちゃん・・・・・。」

翔平  「お前・・・・昔からリュウのことが好きなんだろ?」

すず  「うん・・・・でもリュウ兄ちゃんにはマイさんがいるし・・・・マイさんから奪いたくないの・・・・幸せそうだから。」

翔平  「そうか。じゃあお前の想いだけをリュウに伝えればいいじゃないか・・・それですっきりしてこい。」

すず  「・・・・わかった。」

すずはリュウとマイの元に向かった。


すず  「リュウ兄ちゃん、ちょっといい?」

「どうしたんだ?すず。」

リュウはマイの膝枕で寝転がっていた。

すず  「ちょっと話したいことがあるの。」

「何だ?話したいことって。」

すず  「マイさん、ちょっとリュウ兄ちゃんを借りてもいいですか?」

「いいよ。」

すず  「リュウ兄ちゃん、一緒に近くの公園に行こうよ。」

「あ~昔よく一緒に遊んだ公園か。久しぶりに行くか。」





すず  「ねぇリュウ兄ちゃん、覚えてる?私が小さいときにブランコを押してくれたよね?」

「もちろん覚えてるよ。俺が押すたびにお前が喜んだ顔を見せていたな。」

すず  「うん・・・・・。」

「ところですず。離したいことは何?」

すず  「あのね・・・・私、子供の頃からずっと・・・・・・リュウ兄ちゃんのことが・・・・・」

「・・・・・・?」

すず  「グスッ!グス・・・・(涙)」

「すず、大丈夫か?」

すず  「・・・実は私、昔のことからリュウ兄ちゃんのことが好きだったの(涙)私とリュウ兄ちゃんはいとこだから結婚できるけど言い出せなかった・・・・(涙)去年、告白しようとしたけどリュウ兄ちゃんはマイさんと付き合ってたから(涙)」

「そうか・・・・」

するとリュウはすずを何を言わずに抱き締めた。

「ありがとう。でも俺にはマイちゃんがいるから。気持ちだけ受け取って置くよ。すず、俺のことを好きになってくれてありがとな。」

すず  「リュウ兄ちゃん・・・・・(涙)」

「じゃあ俺、マイちゃん待たせてるから先に帰るわ。」

すず  「うん。」

リュウは先に家に帰っていった。


翔平  「すず、よかったのか?これで。」

すず  「お兄ちゃん~(涙)仕方なかったの。私が中々リュウ兄ちゃんに想いを伝えることが出来なかったから(涙)」

翔平  「大丈夫だ。お前はかわいいからスゲーイケメンの彼氏が見つかるよ!」

すず  「お兄ちゃん~(涙)ありがとう~(涙)」

泣きながら翔平に抱きつくすず。

翔平  「バカ!いちいち泣くんじゃねーよ!泣いてばっかだと幸せが逃げちまうぞ!」


15時、リュウ達は市川市に帰っていった。


「じゃあ、私そろそろ行きますね。」

涼子  「マイちゃん、優香さんと公助さんとアスカちゃんによろしくね。」

雄輔  「久しぶりの家族団らん楽しんでくるんだぞ。」

みなみ  「マイさん、お土産買ってきてね♪」

「まかせて!とびっきりいいお土産を買ってくるから!」

「マイちゃん、駅まで送ってくよ!」

「うん♪お願い。」

リュウは右手にマイのキャリーバックを持ちマイと手を繋ぎながら本八幡駅に向かって歩き始めた。

「ねぇリュウくん、今日すずちゃんと二人きりで何話してたの?」

「いや~実は・・・・すずに告白されたんだ。」

「えっ!?すずちゃんに告白されたの?」

「もちろん丁寧に断ったよ。俺にはマイちゃんがいるから。」

「そっかよかった。もし私もいとこから告白されても断るよ。だってリュウくんがいるからラブラブ

「ありがとう、マイちゃん。」


本八幡駅ホーム

「じゃあリュウくん、また明日。」

「うん。明日群馬に行くから待っててね。」

「うん、待ってる。」

・・・・・チュッ。

二人がキスを交わした後、マイを乗せた電車が走っていった。



つづく




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