愛は時空を越えて episode7 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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翌日の午前11時

環奈  「ん?・・・・あっ!」

環奈がふと自分の手を見てみると手が透明になりかけていた。

環奈  「ついに私が帰る時間が来ちゃったね・・・・」

環奈はセーラー服に着替えて荷物をまとめ始める。

環奈  「ママやパパが悲しむ姿は見たくないから黙って出ていこう。」

環奈は部屋に置き手紙を置いてマイが料理を作っている間に家から出ていった。

環奈  「パパ、ママさようなら。これからも仲良くしてね。」

環奈はバッグを持ち去っていった。



「(ガチャッ)環奈ー、ご飯出来たよ・・・・・ってあれ?」

マイが部屋に入るとそこには書き置きが置かれていた。

「何これ?・・・・・・・・・・!!!」

マイは置き手紙を見て驚愕の表情を顔に浮かべた。

「(ガチャッ!)環奈!!!」

マイは家の鍵を閉めて環奈を探しにいった。


「いや~今日の練習は本当にキツかった。」

ショウ  「そうだな。僕はコントロールを鍛える練習が大変だった。だってブルペンに引いてある糸めがけてボール投げるんだぞ。」

ヒロト  「そりゃーきついわ!」

ナナミ  「でもいいじゃん。この練習のおかげでショウくんの制球力が上がったんだから!」

~♪~♪~♪

ショウ  「リュウ、お前のiPhoneが鳴ってるぞ。」

「本当だ!マイちゃんからだ。」  

リュウはiPhoneを取りだし、ショウ達から離れた場所に行き、通話ボタンを押す。

「もしもし?」

『リュウくん、リュウくん!環奈が!』

「マイちゃん。環奈がどうしたの?」

『環奈が私たちに書き置きを残して・・・出ていったの!!!』

「なんだって!?行き先書いてあったか?」

『書いてない!環奈はいつの間にかいなくなっでだから(涙)』

マイは悲しみのあまり涙声で話す。

「わかった!マイちゃん、とりあえず本八幡駅で合流して俺と一緒に環奈を探そう!」

『うん・・・・(涙)わがっだ(涙)』ピッ!


ショウ  「どうしたんだ?何かあったのか?」

「緊急事態が起こったんだよ!」

ヒロト  「えっ緊急事態って!?」

「環奈が行方不明になった!!」

ナナミ  「えっ・・・・環奈ちゃんが!?」

「俺、マイちゃんと合流して環奈を探すから先に帰る!!!」

ヒロト  「おい!リュウ!!」

ショウ  「ちょっと待てよ!!」

リュウは急いで帰っていった。


「環奈、何処行っちゃったの・・・・?(涙)」

マイは駅のベンチに座りながら三人で撮った写真を見て涙を流している。

「マイちゃん!!」

「リュウくん!!」

やってきたリュウに抱きつくマイ。

「マイちゃん、早速だけど環奈の置き手紙を見せてくれないかな?」

「わかった。」

リュウは環奈の置き手紙をマイから受け取り、読み始めた。

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回想

環奈は置き手紙をシャーペンで書いている。

環奈  「(パパとママへ。突然出ていってしまってごめんなさい。お別れの言葉を言ってパパとママが悲しむ姿を見たくないからこうするしかなかったの。最後だから私がどうやって未来から過去に来たのかを教えます。)」

環奈  「(ある日、私が自転車で未来の市川市の森林地帯を走っていた時にたまたまある奥深くにある石碑を見つけました。石碑は時空石碑と書かれてあり、隣にはこの石に触れながら行きたい時代を想像するとその場所に行き、4日間居られると立て札に書いてありました。最初は作り話だと思っていましたが、図書館で見た古い日記には本当に石碑でタイムスリップをした人がいると書いてあったのです。)」

環奈  「(私はこのことを知ってあることが脳裏に浮かびました。一度で良いからパパとママの高校生時代に行ってパパとママと仲良くなりたいと・・・・こうして私は中学校の帰りにその石碑がある場所に行き、高校生時代のパパとママに会いたいと思いながら時空石碑に触れこの時代に来たのです。)」

環奈  「(パパとママに私が未来から来た二人の娘であることを明かした時、信じてくれないと思っていました。でもパパとママが信じてくれた時、私は本当に嬉しかったです。)」

環奈  「(パパ、ママこの4日間本当に楽しかったよ。ママの作ったご飯を三人で食べたり、一緒にババ抜きをしたり、東京に出掛けれて本当に楽しかった。)」

涙を流しながら手紙を書く環奈。

環奈  「(まだまだやり残したことがあるけど本当に本当に幸せでした。ありがとう。最後にパパ、ママ、どんなことがあっても離れたりしないでね。それではさようなら。岡田環奈。)」

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リュウ・マイ  「「・・・・・・・・・・・・・・」」

二人は環奈の手紙を読んで頷き合った。

「マイちゃん!」

「うん!」

こうして二人は環奈を探すため聞き込みを開始した。


その頃、環奈はバスに乗ってとある場所に向かっていた。

環奈  「パパ、ママ・・・・本当にごめんね(涙)」

車内アナウンス  「次はー〇〇町に停まります。」

環奈  「そろそろ降りなきゃ。」

環奈はバス代を払ったあと、バスから降りて何処かに向けて歩き出した。


「リュウくん、何か手掛かりは掴めた?」

「全然!マイちゃんは!?」

「私も同じ・・・環奈は何処行っちゃったんだろ!?」

「・・・・待てよ?もしかしたらその石碑が合った森林地帯に行ったのかもしれない!」

「そっか!でも・・・・市川市で森林地帯がある場所は何処?」

「あそこしかないな!〇〇町!あそこは深い森林地帯があるから!そんで〇〇町のバスがあるからそれに乗った可能性が高い!」

「そっか!試しにバスチケットの売り場の人に聞いてみよ!」


受付嬢  「はい。確かにこの女性は先程の〇〇町行きバスに乗りました。」

「やっぱり・・・・よし!マイちゃん。俺たちも行こう!」

「うん!」


つづく


皆様のコメントをお待ちしてます!


次回・・・・感動の最終回!!!!