A Day in Our Life #26 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

その後試合は両チーム、点が入らず2ー1と敬愛学園、1点リードのままである。

 7回表途中

山口  「岡田、佐藤!ちょっと来てくれ。」

二人を手招きする山口先生。

リュウ・タツヤ  「「はい!!」」

リュウとタツヤは山口先生のもとへ行く。

山口  「岡田、次の回で佐藤と交代するからな。」

「わかりました!」

山口  「佐藤がライトに入るから頑張れよ!」

タツヤ  「はい!」


7回表も市川総合は三者凡退に抑えられてチェンジとなった。


ウグイス嬢  「選手の交代をお知らせします。ライトのポジションが岡田くんから佐藤くんに変わります!」

「タツヤ、頑張れよ!」

タツヤ  「お前のぶんまで頑張るよ!」

タツヤはライトに向かっていった。


「あ~あリュウくんが交代しちゃった・・・ガーン

ナナミ  「しーちゃん、残念だったね♪」

リナ  「でもリュウさん、今日は活躍してたじゃん!」

サユリ  「リュウくん、今日ヒットを打ったし、盗塁に成功したし、まいやん、よかったじゃん!」

「そういえばそうだったね!活躍してたねリュウくん♪」

ナナセ  「ハルトは試合に出てなかったから・・・何もしてないし・・・」

ナナミ  「まあハルトくんは三振が多いし、守備も下手だからね・・・・」

ナナセ  「(´;ω;`)」

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7回裏、市川総合は敬愛学園を無失点に抑えて8回に突入した。

8回表も市川総合は三者凡退となり、8回裏に突入した。

二宮は一人目から三振を奪ったがスタミナが限界に達していた。

二宮  「はあ、はあ・・・・・」


内村  「そろそろ二宮も限界だな・・・」

山口  「ええ・・・」

内村  「あいつを使ってみましょう。監督!」

山口  「わかりました!松本!」

ショウ  「はい!」

山口  「ブルペンに行って肩を作ってこい!」

ショウ  「わかりました!」


ショウはグローブを持ってブルペンに向かい投球練習を始めた。


サユリ  「見て!ショウちゃんが投球練習を始めたよ!」

リナ  「本当だ!」

ナナセ  「ショウくん、次の回投げるんかな?」

ミサ  「ショウくんはこの回に投げると思うよ。」

 「ミサミサ、なんでわかるの?」

ミサ  「二宮さんのスタミナが限界に達しているから。球も荒れてきてるし。」

ナナミ  「確かに・・・・」


その後、二宮は四球でランナーを出塁させたり、次の打者にヒットを打たれ1アウトランナー1、2塁にしてしまった。


山口  「タイム!」

山口先生を見る市川総合ナイン。


山口  「ピッチャー交代!二宮に代わって松本!」

ショウはブルペンからマウンドに向かう。

ショウ  「二宮さん・・・あとは僕にまかせてください。僕は二宮さんの分まで残りの打者を抑えてみせます!」

二宮はショウのグローブにボールを入れた。

二宮  「お前にまかせた!頼んだぞ!松本!」

ショウ  「はい!」

二宮はベンチに戻っていった。


カズヤ  「ショウ、大丈夫かな・・・ここからクリーンアップだぞ・・・」

「大丈夫だ!あいつは昔からメンタルが強いから。きっとこのピンチを抑えてくれる!」

カズヤ  「リュウ・・・・わかったよ!俺もショウを信じるよ!」


観客席ではサユリが手を組みながら祈っていた。

サユリ  「(ショウちゃん・・・頑張って!!)」


審判  「プレイ!!」

ショウは第1球目を投げた。

審判  「ストライーク!」

1球目はストレートで3番打者のバットが空を切った。


第2球目はスライダーで3番打者はバットに当てたがファウルとなった。

第3球目はストレートであえてストライクゾーンから外し、ボールとなった。


ヒロト  (1ボール2ストライク・・・よし追い込んだぞ。)

ファーストを守りながらショウのピッチングを見守るヒロト。


第4球目はストレートで3番打者から三振を奪った。

サユリ  「よし!これで2アウト!ショウちゃん、ファイト!」

次は今日の試合で二宮から2ランホームランを打っている四番打者。

ショウ  (まずはスライダーで行こう。)

第1球目はスライダーを投げたがいきなり4番打者は打ってきた。

キン!ガシャン!

審判  「ファウル!」


 「危なかったな・・・・」


第2球目はストレートで4番打者は先程と同じように打ってきた。

キン!ガシャン!

審判  「ファウル!」


カズヤ  「なんとか追い込んだけどほとんどのボールを当てられてるよ・・・・」

「ショウ・・・・頼む!この回を無失点に抑えてくれ!」


ショウはボールを渡しに来た坂本とマウンドで会話をしていた。

ショウ  「坂本さん、そろそろあれを投げます!」

坂本  「わかった!思いっきり投げてこい!」


坂本は元の場所に戻ってキャッチャーミットを構えた。


4球目、ショウが投じたボールは・・・・


相手打者  (ストレートだ!貰った!)

相手打者がバットを振った次の瞬間、ボールは左に沈んでいき、バットが空を切った!


審判  「ストライーク!バッターアウト!チェンジ!」

ショウ  「っしゃあ!!!!」

グローブを手で叩いて喜ぶショウ。


サユリ  「やった!ショウちゃん、すごーいラブラブ

ショウの活躍を見て喜ぶサユリ。


「ショウ、ナイスピッチング!」

カズヤ  「かっこよかったぜ!」

ショウ   「ありがとう!」

ベンチに帰ってきたショウをハイタッチで出迎えるリュウとカズヤ。


ヒロト  「ショウ、さっきの球はツーシームだろ?」

ショウ  「正解!よくわかったね!」

「いつツーシームを覚えたんだよ?」

ショウ  「2日前に覚えたんだ!」

カズヤ  「ずるいぞ!俺たちに内緒でツーシームを覚えるなんて!」

ショウ  「ごめんごめん!」



坂本  「みんな円陣組むぞ!」

全員  「オス!!!!」

坂本  「いよいよ9回表だ・・・・この回で逆転しないと俺たちが負ける。だから意地でも塁に出て、逆転するぞ!」

全員  「オス!!!!」

坂本  「行くぞ!市川総合ー!ファイ!」

全員  「オー!!!!」

坂本  「ファイ!」

全員  「オー!!!!!」

坂本  「ファイ!!ファイ!!!!」

全員   「オーーーーーー!!!!!」


いよいよ9回表、奇跡が起こる!!!!!




つづく





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