A Day in Our Life #20 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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18時50分


山口  「よし、今日の練習はここまで!」

部員全員  「ありがとうございました!!」

野球部全員の声がグラウンドに響きわたった。外はもう薄暗くなっていた。部員達はトンボを使ってグラウンド整備を始めた。

ようやくトンボがけを終えてリュウとショウとヒロトはユニフォームから制服に着替えるために部室に向かっている途中・・・・

山口  「中島!制服に着替えたあと職員室に来てくれ!」

ヒロト  「はい!」

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部室


「職員室に呼ばれるってお前、何したんだよ。」

ヒロト  「俺、何もしてないから!学校の道具壊してないし!」

ショウ  「山口先生が部員を呼び出すのは珍しいって先輩が言ってたよ。」

「まさかだと思うけど・・・ヒロトが夏の大会のレギュラーに選出されたことを通告するじゃないのか?」

ヒロト  「そんなわけないじゃん!まだ俺、1年生だし、まだ新人だし!」

ショウ  「でもヒロトはバッティングがすごいし、守備も上手いから選出される可能性が高いと思うよ。前回の紅白戦でヒロト大活躍だったからね。」

三人は制服に着替えて部室を出た。




ヒロト  「じゃあ行ってくる。」

ナナミ  「いってらっしゃい。」

コンコン!

ヒロト  「失礼します!」

ヒロトは扉を開けて職員室に入っていった。



職員室

山口  「中島、待ってたぞ。さあ席に座ってくれ。」

山口先生はヒロトを職員室の応接間の席に座らせた。

ヒロト  「先生、俺に何の用ですか?」

山口  「実はな・・・・お前のポジションをサードからファーストに変更する。」

ヒロト  「どういうことですか!!ポジションをサードからファーストに変更するって!!!」

立ち上がるヒロト。

山口  「中島、落ち着け!!!お前をレギュラーで使うことに決まったんだ!!!」

ヒロト  「えっ・・・・・俺がレギュラー入りですか?だって俺はまだ1年生ですよ・・・・」

山口  「確かにお前はまだ1年生だが守備力も高いし、何よりバッティングがすごい!1年生ながら長打力がある!」

ヒロト  「あ・・・ありがとうございます。」

山口  「うちのチームはファーストが弱点だ。今まではファーストのレギュラーが固定出来なかった。だから守備も上手く、長打力があるお前がファーストのレギュラーになるんだ!」

ヒロト  「俺が・・・・レギュラー・・・」

ヒロトは決心した。

ヒロト  「先生!任せてください!俺がファーストを守ります!」

山口  「決心してくれたか!次の練習試合で結果を残してくれよ!!」

ヒロト  「はい!任せてください!」

こうしてヒロトのレギュラー入りが決まった。

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職員室前


ナナミが柱にもたれながら待っている。


ガラガラガラガラ!


ヒロト  「失礼しました!」

ヒロトが挨拶をしながら職員室から出てきた。

ナナミ  「ヒロトくん、どうだった?山口先生に何て言われたの?」

ヒロト  「実はさあ・・・俺、レギュラー入りが決まったんだ。」

ナナミ  「えっ!夏の大会のレギュラー入りが決まったの!だってヒロトくんはまだ1年生じゃん!なんで!?」

両手で鼻を隠すナナミ。

ヒロト  「先生によると俺は守備も上手いし、長打力があるからレギュラー入りが決まったんだ。」

それを聞いたナナミはヒロトに抱きついた。

ヒロト  「えっ・・ちょっとナナミちゃん!?」

ナナミ  「おめでとう!レギュラー入り本当におめでとう❤」

ヒロト  「あ・・・ありがとう////」

ナナミ  「ヒロトくん、レギュラーに選ばれたんだから絶対に市川総合を甲子園に連れていってね!」

ヒロト  「頑張ります!」

ナナミ  「ヒロトくん、目を閉じて❤」

ヒロト  「う・・・・うん」

チュッ

ナナミ  「レギュラー入りの御褒美あげたからね/////」

ヒロト  「あ・・・ありがとう////帰ろっか!」

ナナミ  「うん♪」

二人は駐輪場まで行き、ヒロトの自転車で仲良く二人乗りで帰っていった。




つづく




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