ちなみにリュウは書道、マイは音楽を選択している。
書道教室
「なあタクヤ。」
タクヤ 「なんだよリュウ。」
「お前深川さんの事どう思ってんの?」
タクヤ 「い・・いきなり何聞いてんだよ!」
「どうなんだよ!好きなのか?」
タクヤ 「わかんないけど深川さんと話しているとドキドキするし、目を合わせにくいんだ。」
「絶対恋だよ!お前は深川さんに恋してんだよ!」
タクヤ 「そうなのかな・・・・・」
「あのさタクヤは恋したことがあるの?」
タクヤ 「今までの人生で一回も彼女なんてできた事がないし、恋も小学校の頃の保険の先生で止まってる。その先生も五年生の頃、他校へ転勤しちゃったからな。」
「お前は恋愛に程遠い生活を送ってたのか。」
タクヤ 「まあ俺は部活一筋だったから。」
「俺はタクヤの恋を応援してるから!困ったことがあったら相談に乗るからさ!」
タクヤ 「リュウ、ありがとう。」
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お昼休み
リュウとマイは屋上で仲良く弁当を食べていた。
「やっぱりマイちゃんのお弁当は美味しいね!」
「フフフありがとう❤あっリュウくん、ほっぺにごはん粒がついてるよ!」
「えっ!マジで!」
「ごはん粒とってあげる❤」
マイはリュウのほっぺについてるごはん粒をとった後、リュウの唇にキスをした。
・・・・・チュッ
「あっ!」
「フフフ////私からしちゃった❤」
「・・・・・やられた////」
仲良く昼食を食べ終え帰ろうとしたその時だった。
「・・・・・・・・」
「リュウくん、どうしたの?」
「誰か来る!マイちゃん、隠れよう!」
「う・・・・うん!」
二人は建物の影に隠れた。すると屋上に男子生徒が入ってきた。男子生徒はハルトだった。
「ハルトじゃん!(以下小声)」
「屋上に何しに来たんだろう?」
しばらくするとレイカが屋上にやって来た。
「ナナセちゃんじゃないのか?」
レイカ 「村上くん、どうしたの?」
ハルト 「あのさ、レイカちゃん!俺と連絡先交換しようぜ!」
レイカ 「う~んごめんなさい!私、村上くんみたいなタイプはちょっと・・・・それに村上くんにはなぁちゃんがいるじゃん。だからごめんね~」ペコッ
レイカは頭を下げた後、屋上を去っていった。
ハルト 「チッ!しょうがねえ帰るか。」
ハルトが屋上を去った後、リュウとマイは建物の影から出てきた。
「マイちゃん、さっきの見た!」
「うん・・・・私達ハルトくんの浮気現場見ちゃったね。」
「ナナセちゃんがハルトと最近あんまり一緒にいない理由がわかったよ・・・ハルトが浮気ばっかしてたからか。」
「なぁちゃんがかわいそうだね・・・・」
「確かにな。」
「ねえリュウくんは浮気しないよね!絶対しないよね!」
するとリュウはマイを抱き締めた。
「マイちゃん大丈夫だよ。俺はマイちゃんが大好きだから。マイちゃんとずっと一緒にいると誓ったから。」
「リュウくん・・・・ありがとう。私もリュウくんが大好き。だからもう離れない。」
二人はもう一度キスをした後、離れ離れにならないように仲良く手を繋ぎながら教室に戻った。
つづく
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