おはようございます。
昨日原発がレベル５と発表されましたが、海外の評価では既にレベル６それも最悪のレベル７に近い（チェルノブイリ級）と早々に言われていたので、今更！？と驚きました。
危機管理は例え過剰であろうとも超した事はないと思うのですが、これは素人の考えなのでしょうか？
そしてプロ野球セ・リーグが下した開幕時期に非常に怒りを感じます。
今も物流回復の目処が示されず最低限の生活環境すら整っていない避難生活を過ごさなければならない方達、電力供給の目処が立たず不規則な停電に四苦八苦している関東の方達をよそ目に野球をやらなければいけない意味が分からないです。
例え２５日の開幕の前に原発が落ち着いたとして今まで原発が賄っていた電力はどこから供給されるか、発表されたでしょうか？
まさか被災地を丸抱えしている東北電力からでしょうか？
スポーツはたしかに人に希望を与える力を持っていますが人は最低限の生活が出来ているか、もしくは生活の見通しの希望があって初めて自分も頑張ろうと思えるのではないでしょうか？
一方のパ・リーグは開幕延期を決定しました。
日本ハムからはセ・リーグに対して批判的ともとれるコメントが選手や監督から出されています。
地元北海道の球団が人として真っ当な感覚を持っていて嬉しく思います。
特に監督の立場でセ・リーグというか巨人に対してコメントした梨田監督はよく言ったと思いました。
梨田監督はね、監督としての采配はどうかな？というところがありますが（どうしてもヒルマン監督と比べちゃうからね～。）、人柄は本当に良いのでしょうね。近鉄解散の時の選手を前にした演説は泣けます。
気の毒なのはセ・リーグの選手達です。
選手からは延期を望む声が上がっています。それはそうでしょう。オカシイと思いながらプレイして批判に直に曝されるのは結局選手なのですから。
今回の開幕を強烈に後押ししたのは読売巨人とそれに倣った中日のようですが、こちらは二つともメデイア産業です。
最先端でなければならない情報をいつまでも戦後の感覚で扱ってきたマスメデイア。
現代日本の抱えるガンの一つがはっきりと姿を現したと見るのは大袈裟でしょうか？