クラウディオ・マレロ vs ヘスス・マヌエル・ロハス  -  試合動画 | R I N G C H E C K !

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クラウディオ・マレロ、カルロス・ザンブラーノから秒殺KO勝利で奪取したWBA暫定タイトル の初防衛戦。




挑戦者は同級2位のプエルトリカン・ファイター、ヘスス・マヌエル・ロハス ( この選手の名前を聞くといつも、ファンマ、クエジャル、戸高選手とやったロハスなどがごちゃまぜになってしまって一瞬混乱 … ^ )





▼ クラウディオ・マレロ vs ヘスス・マヌエル・ロハス






右スウォーマーの挑戦者を左ボクサーファイターの王者が迎え撃つという 分かり易い展開。 さすがにアマ経験も豊富なマレロ、シンプルなスウォーマーのロハスを問題にしないスピードと身のこなし。 序盤はボクシング幅で圧倒してみせる。




しかし、3Rくらいになるとロハスの前進に押し負けるようになる … マレロ、次々と被弾シーンを見せてしまい、苦し紛れの笑顔やパフォーマンスが増えてくる … クエジャルに敗けた時と同じパターン で、早くも嫌な予感。




マレロはスピードもテクニックも抜群のサウスポーボクサーファイターですが、スタンスに置ける足幅・位置、ガード位置・触覚、目線や表情での雰囲気の出し方など、ボクサーファイターにとって 「 レーダー/バリア 」 となるようなセキュリティ要素を 余りにも軽視しすぎです。




ロハスはパンチはありますが、それほど工夫のあるスウォーマーではありません。 そのロハスに こうも易々と侵入を許してしまう … マレロのセキュリティ能力はクエジャル戦の頃と変わっていない、スカスカの物でした。




押し込まれるマレロ、最後は手詰まりとなり、バンザイアタックを敢行するも … 当然の如くロハスに真っ向から跳ね返される。











万策尽きたマレロには、 もう立ち上がるという選択肢は残されていませんでした。