前記事の試合で完全に惚れ込んでしまいました。
シャフカッツ・ラヒモフ、良い選手です。
ロシア、Sフェザー級、サウスポーのボクサーパンチャー。
骨盤は中立で、上体の柔軟性もそこそこあり、
相手の急所や打面を捉えるやいなや
幅広い屈曲と軸回転を用いて打面に適した位置に
上体がピシッとセットされる様は
まるで 多関節可動の産業ロボット のよう ^
旧ソ連圏選手特有のマシーナリーな感じ、たまらない。
特に30度くらい上から振り下ろす右フック、
反対に30度くらい下から刷り上げる左フック、左アッパー、
この角度の付いた回転連打は、
相手のガードを超えてよく当たる攻撃パターンの一つ。
相手の返しに対してもその場で
L字から受け流すディフェンス勘・能力がある。
( まだまだ完璧ではありませんが )
現時点でも場所を問わず攻めて守れる機能性と、
相手を破壊するための硬く重いパンチがある。
インパクト地点におけるトップスピード、マックスパワーは十分。
反面、クイックネス、リアクションに関しては、
まだまだ全然 世界レベルではないと感じます。
そういった点も含めて、
今後も追っていきたい選手です。
▼ vs ファーホッド・オリポフ
▼ vs アレクサンダー・サルチコフ
▼ vs セルゲイ・ダチコフ
▼ vs ムサイブ・アサドフ