テレンス・クロフォード vs ディエリー・ジャン  -  試合動画 | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。




昨日のWBOスーパーライト級タイトルマッチです。

試合動画はこちら。

↓↓↓↓↓

http://www.dailymotion.com/video/x3ay4wv














大方の予想通りクロフォードの圧勝でした。




1R クロフォードはオーソドックスの構えからスタート。
ジャンもよく付いていきますが …
クロフォードがラスト30秒でサウスポーにスイッチすると、
一気に距離感が掴めなくなり 足元がおぼつかなく …




其処を決してクロフォードは見逃さない。




サウスポーから左ストレートをチョンと捨てて
2発目の右フックを狙い通りズバリ!!
初回から美しいショットでダウンを奪う。




クロフォードはジャンのサウスポーに対する苦手意識を
はっきり認識したようで、ここから試合終了まで
一貫してサウスポーのスタンスでした。




ジャンはこの後も、一度たりともクロフォードと距離が合わなかったし
当然リングジェネラルシップも掴めませんでした。
終始プレスも掛けられ、あらゆる面で
相当しんどい試合だったと思います。




ディエリー・ジャンという選手は
元々L字インスパイヤのガードや、
リゴンドーばりの摺り抜けフットワークを駆使したりして、
相手をスカして、強打を捩じ込んでいくスタイルなのですが、
これまでも肝心の場面で体幹を崩し、バランスを失った所に被弾したり、
ベースのスタイル自体が自身に合ってない印象も持ってしまう選手でした。




もう少しオンガードで固いボクシングをした方が
持ち前の強打を活かせるような気がしないでもないのですが …




まぁ これは ただの私見です。




ともかく …




その程度のボディワークで、
クロフォードの照準から逃れられるはずがありません。




クロフォードはプレスを掛けながら
右ジャブ圏内にあらゆる罠を仕掛けて、
ジャンが喰い付いてきた所を狙い撃ちし続けます。




ジャンも愚直にアタックしますが、
クロフォードの正確無比な
ジャブ、ストレート、ボディアッパー、アッパーと、
速いだけでなく、堅く確実に効かせるパンチを被弾し
ダメージを深めていってしまいます。




後半戦は もう削り取られてしまっていて、
いつ終わりが来てもおかしくない状況でした。




9R ついに崩れるジャン。




倒れる際に後頭部を打たれますが、
打たれる前にリングに崩れ落ちているし、
アピールする元気があるなら回復に努めるべきです …




10R は詰めに来たクロフォードに
完全なサンドバッグ状態にされ …




トニー・ウィークス主審が試合をストップ!!!




正直、クロフォードに勝てる選手は
全階級見渡しても見当たりません。




来年4月にパッキャオ戦との噂ですが、
スーパーライトでやるにしてもウェルターでやるにしても、
自分にはクロフォードが負ける姿が想像出来ません。




… 狂ったようにクロフォードを推し続ける当ブログ … ^




次の記事もクロフォードについて書きます。