理想のキックボクサー | R I N G C H E C K !

R I N G C H E C K !

打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。






これは教えている選手達とは関係なく
自分が理想とする選手の話です。





選手に対して身体的特性を考慮して
練習方法もスタイルもオランダ寄りにする事はありますが、





自分が心底理想とする選手は
長身で柔軟性とスピードがあり、
きちんとした国際式のボクシングテクニックがあり、
蹴り首相撲肘に関しては優れたムエタイスキルがある、
そんなフィームー型の選手なんです。





この条件が全部合う選手、そんな選手は
自分が若い頃にはいませんでした。





しかし、2008年頃から頭角を現してきたある選手が、
まさに自分が理想とするスタイルを持っていたのです。





上記の条件を なんと
ライトヘビーという重量級にも関わらず
クリアしている唯一の選手





もうお分かりですね・・・





アーテム・レヴィン です ( またかよ ^ )






▼ アーテム・レヴィン ハイライト









▼ アーテム・レヴィン 練習シーン







戦績は現在 87戦80勝6敗1分
パーフェクトレコードではありませんが、高い勝率を誇り、
SHOWTIME時代からGLORYのタイトルを保有し、
WBCムエタイ世界チャンピオンでもあります。





プロの保有タイトルは7つで、アマチュアムエタイでは
タイの物と スポーツアコード・ワールドコンバットゲームズ での
物を合わせて15個のメダルを保有。





ボクシングでも1戦しておりKO勝利しています。





パンチテクニック、キックテクニックどちらも非常に高く、
また変則技も体幹を崩さずに繰り出せるバランス感覚があり、
長身なのにスピードがあり、ショートの連打も打てる。
テンカオ、首相撲、肘打ちなどムエタイテクニックにも優れ、
柔軟性もありスウェーバックやディフェンスレベルも高い。
おまけに左右両構えが出来るスイッチヒッターです。





自分が上に書いた理想とする点をほぼクリアしていて
試合を見ていてもプロとしての色気たっぷりで
見ていて単純に面白い選手なんです。





若い時分に見ていたら確実に影響されていたと思うし、
今現在見ても 「 こういう選手を育ててみたいなぁ 」
と妄想してしまう時がありますね ^





去年の 3月
サイモン・マーカスとの世紀の一戦では
完膚無きまでに塩漬けにされて敗北
しましたが
負けようが何だろうが スタイル的にやっぱり好きなんです。
( 逆にサイモン・マーカスは強かろうが好きになれない )





そして そして





今年2014年 6月
サイモン・マーカスとの再戦が遂に決定いたしました!!
( GLORYのトーナメントになるかも!? )





どんな展開になるのか予想も付きませんが・・・





レヴィンとしては塩分控え目な展開にしたい所でしょうね・・・