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10万円でメーカーを作る

プロダクトデザイナーが一人でメーカーを作る過程を
ゼロから公開していきます。
資金10万円でどれくらいの時間がかかるのでしょうか?

便利と怠慢の違いはなんでしょうか。
便利=幸せを生む
怠慢=不幸を生む
シンプルに説明するとこういうことかなと思うのです。
便利=人に与えるもの
怠慢=自分だけよければそれで良い
とも言い換えられると思います。
(違っていたらすいません)

仕事もそうですが、起業するときは世の中のためと便利を追求しますが、組織化し人が増え、存続のために利益の追求にシフトしだすと、その中では一生懸命働いていても結果は怠慢と化す訳です。

怠慢を便利と勘違いしないようにしたいものですが、僕もしょっちゅうやっちゃってます。そうだ、今日は奥さんにプリンでも買って帰ろう。


さて、不幸の原因はどこにあったのか。昼間からビールを飲むことがいけなかったのか。一度見た『相棒』をまた見ようとすることがいけないのか、(僕は3回でも見てしまう)「癇に障る」ポイントは様々です。これはあくまでも僕の見解なので、正解ではないかもしれませんが、
奥さんに時間を聞いた時点でもう間違いが起こっているのだと思います。
そこには「便利と怠慢の境界線」と関係してきます。怠慢を便利と勘違いしたところが時間を聞いたところとなるわけです。
では便利と怠慢の違いは何なのでしょう。
また長くなるので、つづく。
架空の夫婦ばなし。
ある日の休日、一日のんびりしようと夫はソファーでぼーっとしていた。普段はメガネをかけているが、家では外すことも少なくない。ふと時間が気になり、時計を見るが、最近パソコンのせいでかまた視力が落ちてきたようである。「今何時?」と奥さんに聞くと、「15時前よ」いけない、もうそんな時間か。15:00から『相棒』の再放送があるのだった。前を横切る奥さんに、「テレビのリモコン取って」とお願いすると、横にあったメガネも一緒にとってくれた。なんて出来た奥さんなんだ。「ありがとう、ついでにビールとおつまみも」と頼んでみた。なんていい奥さんなんだと、そんな生活をともにして、結婚30年目にして熟年離婚。しかも何の前兆もなく、急にその不幸がやってきた。なぜだ⁈女心はさっぱりわからない。

さて、この夫のどこからが間違った行いなのでしょうか。

長くなるので、つづく。



最近、
僕はとことん仕事が嫌いだと思うんです。
そんなことを言うと、
ほとんどの人に誤解されてしますうかも
しれないですけど、

A:意味のあること=その先に感動がある
B:無駄に感じること=やっても何の感動もない

Aは達成するために時間は惜しみませんが、Bはできるだけやりたくないですよね。僕は今までBのようなことを仕事と感じ、Aのようなことは仕事だと思わずに楽しんでやってきました。

冒頭の仕事がきらいの意味は、
「やっても誰も感動しない行為」が嫌いということです。

大量生産に携わっているとBのようなことにも
日常茶飯事に関わらなくてはなりません。
それが増えてくると
アイデンティティが見つからず、
病気になってしまうのです。

だからできるだけAのようなことは
仕事だと思わずに生きてきました。
少し変わってると思うかもしれませんが、
僕はすべての行いに意味を持たせて納得して生きていきたいのです。

ほんと、わがままですいません。

突然ですが、
皆さんにとってどういうものが
良いデザインだと思いますか。

賞を獲ったデザイン?
一番売れているデザイン?
有名人がデザインしたもの?

おそらくいろいろ意見はあると思いますが、
僕の答えは、
「自分で決めれば良い」

価値観はひと・ときによって様々で、
何が自分にとっての幸せか?
それだけのことだと思いませんか?
情報はあくまでも参考資料にするとして、
自分の幸せを人に決めてもらう必要は
ないのですから。
資金が10万円のおかげで、
僕の悪いクセを抑えられるようになりました。

以前はメディアで目にする同業者の活躍を見ては、
やっかみや変な焦りで虚勢を張ってしまい、
右往左往してなかなか自分の
よしとするところが
決められないでいました。

しかし、今は10万円でできないことは
後回しにすることができます。
ですので、

「できることから確実に」
「他所はよそ」
「誰のために作るのか」

が明確に判断できるようになったのです。
自分と正しく向き合うのは
とても難しいことですね。

まだまだ日々是勉強です。
僕は決してお金持ちではありませんが
10万円しか持っていないわけでも
ありません。
資金を10万円に決めたのは、
3つ理由があります。

①無駄を省く

何事もお金をかければ、人が動いてくれて
どうにか形にはなります。
その代わり、誰かに任せっぱなしでは
結構見えない無駄が発生するもので、
それが知らぬ間に大きな問題の原因に
なったりするものなのです。

②身の丈に合わせる

お金をコントロールできなくては
焦りや不安で誰でも正しい判断ができなくなるものです。
では、人がコントロールできる額とは
一体どれぐらいなのでしょうか?
これはあくまでもぼくの経験上ですが…

「一晩で使える額」

僕はお金の価値をこのように捉えています。
つまり僕の場合、一晩で20万円は
精神的にまだまだきついわけですね。
(情けないですが、正直こんなもんです)

③未知との遭遇のため

きっと無駄を省くための行動や
一晩で使える額が増えてくれば、
たくさんすばらしい出会いや経験が
できるはずです。
逆境もたくさん待ち受けているでしょうが、
それ以上にもっとたくさんの幸せが
待っていると期待しています。

具体的にはそんな理由ですが、
簡単にまとめると…

「モチベーションの維持のため」

と言ったところなのでしょうね。
ブランドに欠かせない、
新しいロゴを作っています。
photo:01


・覚えてもらいやすいか、
・商品へ記載しやすく、
・しっかりコンセプトが伝わるか、
結構時間がかかりましたが、
何とかまとまりました。これを元に
ロゴマーク使用ガイドラインを
作成していきます。
ブランディングには何かと
管理作業が伴うので、
ガイドラインはしっかり作らないと
いけないのであります。
メーカーを作るためには
たくさんのことをしなければ
いけないのですが、
資金が10万円しかないので、
商品生産以外はすべて
一人でこなそうと思っています。
経費以外は0円に抑えていきます。

•経営業務全般
•ブランディングやデザイン業務
•商品設計や購買業務
•販促や営業
•物流や在庫管理
•アフターサービスや顧客管理
•庶務や法務など

以上のことが必須ですが、
一般的に行われている業務より
かなり簡略化していかなくては
到底、完結できないでしょう。
しかし、ブランディングとデザインは
本業なので、入念に進行して行きます。

この計画を始めてから、
実は今年で6年目になるんです。
結構時間かかるもんですね。
「職人さんとは?」と聞かれれば、「ものを作る人」「熟練の技師」などという答えが大半であると思われますが、僕がなりたいのはそのような「今の」職人さんではなく、「昔の」職人になりたいのです。
では「今」と「昔」ではどんな違いがあるのでしょう。

昔の職人さんは使いやすく改良したり、作りやすいように簡単にしたりと今の時代の製造業とデザイン業を両立させてものづくりをしていたわけです。何なら購買や経理、販促、営業まですべてこなしていたスーパーマンだったわけです。
それが時代と共にものづくりや物流が効率化され、いつの間にか今では単なる製造業のみを行う人が職人と呼ばれるようになってしまいました。

「職人気質では食べて行けない」
などとよく聞きますが、僕は全く逆だと思っています。