最近やたらに救世主のごとくイノベーターがもてはやされる傾向にありますが、少し行き過ぎているのではないかと思い、自分への確認も含めて書き綴らせていただくことにしました。
そもそも、イノベーターとはどういった方々なのでしょうか。人々の生活を変えてしまうほどのものやことを開発し、広めた方々だと思うのですが、そう考えるとどうでしょう。広める方々にはコーディネーターも含まれると思いませんか。つまり、広まらなければ、イノベーターもイノベーターとは呼ばれず、「どこそこのエジソン」なんかと滑稽に扱われるだけでしょう。皆が役割を把握して、目的を見失わないように配慮し合い、「やっかみ」がおこらない社会になることが理想ですが、やはり利権が絡む世界には難しいのでしょうね。
昨今、異常なほどにヒーローやヒロインを創造し、トレンドを作っては壊し、また新たなトレンド作りのためにヒーローやヒロインを創造する。我々は知らず知らずにそんな刹那な価値観に振り回されているのではないかと思うのです。いったい誰のためのイノベーションでしょうか。自分たちが幸せになるためであって、過剰な組織の利益や国益のためではない。
最近、京セラ創業者の稲盛和夫さんの著書が注目され、働き方や経営者と労働者の関係が見直されつつありますが、もしかするとそれ自体が単なるトレンドなのかも知れません。
