トシのせいか夜中に2-3時間ごとに目が覚めてしまふ。
ボケ防止にBLGを書く;https://plaza.rakuten.co.jp/dadkoala/diary/201904060000/
私は病院も薬なんかも、面倒で大嫌いだから、律儀に通院する人々を尊敬したくなる。
幸い、生まれ持った丈夫なだけが取り柄の身体。 健診でも、まーなんとかなっていた。
サプリがどうのこうのと、巷では騒がれるけど、これはもっとメンドーだから専ら食事は自炊。
コンビニ弁当は、味が濃すぎるし、すぐに飽きる。
かといって、お店に行って注文しても、ギュードンみたいに直ぐにモノが出てこないとキゲンが悪くなる。美味いといふ評判のお店は、行列が出来ているから、そこに並ぶという発想すらない。
せっかちだから、自分好みの味でお料理したほうが遥かにいい。
一年ほど前から、長年空き家となっていた生家の片隅で暮らし始めた。
荒れ放題だった庭も、耕すと少しばかりは野菜が採れるし、ご近所親戚からの貰い物で野菜だけは豊富にある。
食堂かたつむりみたいに、使い込んだ糠床を持参したので、余った野菜はテキトーにブチ込む。かき混ぜるがメンドーで、ピクルスもどきの瓶詰めに、貰い物のベイリーフがあったので2枚ほど入れると好みの味が簡単に得られる。野菜からの水分が多くなれば、切り干し大根を足すと一石二鳥。生野菜は刻むのも面倒だから、煮込むかソテー。
以前、少量の野菜しか食べないといふ女性の講演会があった。そのときの解説者の説明によると、腸内細菌が、生命維持に必要なビタミンは勿論、蛋白質まで合成してくれるとのこと。
考えてみれば、牛や馬と同じだし、ライオンだって、腸管内の草を食べているのだから肉食動物とは言いかねる。
加えて、和食には大豆の発酵・非発酵製品が多いので、もともとご先祖様は超合理的な食生活をしてきたことになる。
自分の身は自分で守る。
耄碌し始めた故に、こうした心構えがなくては生きていけない。
第一、他の誰かさんにおんぶ・だっこでは格好が悪い。
数年前から、眼鏡や時計を探すようになり、愕然とした。
「アタマも性格も悪いから、人様の倍は働く」、といふ「先入観」のもと、
半世紀ほど闇雲に突っ走ってきたが、
ある日気がついた; 「一番大事なこと、肝心なことを忘れている。」
養老孟司著の「かけがえのないもの」を読んだ。
「かけがえのない、」で検索すると、横文字の歌手の名前がドカーンと出て、さらにもう一人??
ZARDの歌はなんとなくわかるけど、もうひとつのは名前も曲も不明、、、、。
この文庫本は、さらに著者名を追加しないとヒットしないふうになっている。
なるほど、これが「都市化」といふことなのか。
著者は「バカの壁」等多くを著わし、その考え方にはある程度の予備知識はあったものの、
セン誤ニホンの変化を「都市化」といふ独特の表現で説明していた。
人間がモノであるのか、といふ論争を例にして、「言葉」の持つ威力などを背景としつつ、
宗教に対する見方さえも突っ込んだ解釈がなされている。
肝心のホンネを巧みに隠してはいるが、、論理を展開する様は、とても、私ごとき凡人には太刀打ちできない”dignity"がある。
私にとっての一番大事なことは何だろうか?
本でも再三出てくる「生老病死」。
それは、近い将来に迫り来る恐怖、老化であり、のたれ死になる前の、耄碌でもある。
つまり認知症への普遍的ともいへる不安。
ネット検索すると対処法が見えてくる;
https://serai.jp/health/309994
は、ひとつの答えであろう。
そう、治療ではなく、予防する時代。