けふも曇り空の寒い日だった。
起床時は氷点下3度、10時を過ぎても10度前後で、庭に出したお花の鉢をどうしようかと迷っていた。
11時過ぎに、雪が舞いだしたので、一部を部屋に逆戻り、予定していた庭仕事もおぼつかず、11時半といふ元号発表の時刻すら、ボケのせいで忘れていた。
ふと気がついたときは、もうお昼のニュース直前。
ネットにて「令和」といふ元号に初めて接した。
「令」といふ漢字と音(おん)に、どこか冷たい感じがしたが、まあ、こんなもので、
そのうち、慣れてくるだろう。
出典が、世界に誇る万葉集だといふのが、いたく気に入った。
逆に、これまで、チューゴクの文献を何故参考にしていたのか、理解に苦しむ。
後述のロイターの記事によると、ガイドラインがあるらしい。
過去、何年か知らないが、お偉い学者さんたちはそのセンコー基準そのものに、
何ら疑問すら抱かなかったのだろう。
苦無いチョーはじめ各省庁は、前例をそのまま継承してきたといふ歴史があるのだろうが、
今回は、今までとはかなり異なった背景があって、充分な準備期間を置いており、
そのガイドライン自体も見直したのかもしれない。
選考理由も説明解説があり、謎に満ちた東洋の国のベールが一枚剥がれたように感じた。
政府の情報管理は、予想通りに徹底されており、近隣国との根拠無き束縛を逃れて、
ようやく晴れて独自の文化を発信できる、極々フツーの国家になったのだとつくづく思った。
昼飯の用意をしつつ、ニュースに耳を傾けた。
ネット画面には、官房長官の掲げる「令和」が、30年ほど前の小渕さんと同様に映っている。
筆で書くと「令」といふ字は、バランスとるのが結構難しいかも、と余計なことも頭に浮かんでくる。
直ぐにDCの娘にLINEしたが無反応。 あれーッと、東部時間はと見たら、まだ23時。
このところ休日返上でこき使われているから、、、、もう寝てるかもしれない。
NYTの記事を見ると;https://www.nytimes.com/aponline/2019/03/31/world/asia/ap-as-japan-era-name-the-latest.html
味もそっけもない事実のみ。
もうちょっと、マシな内容で、漢字の意味もわかりやすい。
安倍さんの説明よりも簡素で、こちらのほうがずっといいかも。
>>the new name mean “order” or “command” and “peace” or “harmony”
チュー獄のナントカ信奉はどうだろうかと見たが、時間の無駄だった。
最後に米国のNYTよりマシだと思える新聞を見ると;
https://www.wsj.com/articles/japan-chooses-reiwa-as-era-name-for-next-emperor-11554087957
あれ?と首を傾げた箇所はこれ、
>>“rei,” which can mean auspicious in traditional texts, and “wa” meaning peace.
”auspicious”って、よくわからない単語だが、「縁起のよい、幸先のよい」との意味らしい。
でも、“order” or “command”よりは、こっちのほうがいいかもしれない。
ネットで騒がれた「K」ではなく、レイワの「R」には、恐らく多くの識者(私みたいなヘーミンは範疇外)が戸惑ったかもしれない。
REIWA , れいわ、レイワ 、、、
うーん、まだまだ 既成概念に凝り固まったアタマでは、慣れるのに時間がかかりそうだ。