NZのモスクで50名の犠牲が出た、その背景は何だったのだろうか。
ひとつの記事が、意外なNZの現実を示している、
https://courrier.jp/news/archives/155586/
>>ニュージーランドの銃所有率はここ10年で、世界のトップクラスに入るほど上がっている。
だが、銃による殺人の割合は、世界平均を大きく下回る。
銃器所有者の多くが狩猟家と農家だからだ。
イントロで、要旨をずばり書く、こうした文章を私は憧れる。
背景は、、同国の銃器取締法が隣国の豪州よりも、緩いことにあるようだ。
>>「小型武器調査」によれば、ニュージーランド一般市民の住民100人あたりの銃保有率は、世界で17番目に高い26.3丁だ。比較すると、米国は住民100人あたり銃120.5丁で世界最高の保有率だ。オーストラリアと英国はトップ25にも入っていない。
リベラルを国是とする米国は、論外かもしれないが、NZでは一般市民の4人に1人以上が銃を保持〈主にライフルまたは散弾銃で、狩猟か、あるいは農家が家畜を守るため)し、ていることは初めて知った。
NZでは、>>銃携行許可証は16歳から取得できる。
つまり、運転免許と同じ感覚で、牧畜国家ならではのこと、羊の数が国民総数よりも多い国ゆえのことだろう。
だが、>>オーストラリア(犯人は豪国籍)では禁止されている半自動式・高性能型の銃器を使用した。
しかも、インターネットで購入したとの報道あり。
流布している画像には、無造作に車内に置かれた二挺のうち、片方を無造作に掴んでいた。
残念ながら、この記事は尻切れトンボで、あるが、NZと隣国に関わる多くの情報を伝えてくれた。
同国内法では、規制云々で個人入手は困難らしい。
それ故、考えられることは、豪州で手に入れた複数の銃器が、NZへフリーパスで持ち込まれたと見るべきだろう。
日本で生まれ育った幸せを、再認識した情報だった。