というわけで、ここから久々に僕のストーリーなので、ざっとあらすじをw

 

 

元妻ユリに対して、僕は様々な方法で息子カイトとの面会を継続させるように説得を続けてきましたが、相手の悪意が明確で、何がどうあっても面会に応じるつもりがない様子に、ついに強硬策に出ることを決意し、2013年からこれまで、様々な訴訟をかけて追い詰めてきました。

 


大きな訴訟のひとつは、今年7月に高裁の決定が出た慰謝料請求の民事訴訟。

 

これまでユリがしてきた様々な行為に対して、僕が慰謝料や払い戻しを求めたもので、裁判所は慰謝料額としては雀の涙ほどの支払いしか認めませんでしたが、ユリがしたことが行き過ぎた不法行為であったことは基本的に認める決定を出しました。

 

 

しかし、僕はユリをとことん追い詰めていく予定(そうでもしなければ、こいつは何も変わらない)ですから、これだけではなく、他にもいくつもの訴訟をユリと不倫格上げ旦那のユウヤに対して行って、2重3重の包囲網を敷いていました。

 

 


諦めてしまえば簡単だけど、あまりにも異常なユリのこれまでの言動を考えた時、僕はどうしてもこの2人に僕の半身とも呼べる大事な息子を任せっきりにして、今後の人生、息子カイトを忘れて生きていくということができませんでした・・・。

 

 

とにかく、絶対にあいつら任せにはできない。

 

 

 

しかし、冷静に考えて、監護権をこれまでの監護者から剥奪するのはよほどの理由(カイトの学校から児童相談所に、家庭内でのDVの疑いを通報されるとか)がなければ無理だろうから、何が何でも、面会交流の申立で決定している面会交流だけは守らせなければ。

 

 

単に僕がカイトに会いたいという以上に、カイトの無事や精神の安定を確認していかなければいけない。

 

 

 

そういう想いで、僕はずっと何年も、金・時間・体力・精神力のすべてを懸けて、いくつもの裁判を闘い続けてきたのでした。

 

 

応訴する相手も相当大変だったとは思いますが、こんなの、単なる嫌がらせや意地で続けられる事じゃない(相手はずっと、僕が嫌がらせ男だと主張しているが、僕はそこまで暇じゃない)。

 

 


とにかく、カイトがまともに成長しているかが心配で心配で、これまで様々な手を尽くして、カイトの無事を確認し、カイトと再び会うために、ユリたちと争ってきたわけです。

 

 

 

そして今年の夏のこと。

 

 

高裁の決定が降りたあと、不倫格上げ旦那のユウヤから、話し合いを希望するメールがありました。

 

 

「今更何を話すっていうんだ?むかっ

 

と、僕はすげない返事を返しましたが、その話を友人たちにしたところ、

 

「それは話をしてみたら?」

 

という意見が出た、というのはお話ししたことと思います。

 

 

 

そう言った友人の一人が、前回までお話ししてきたナミさんでした。

 

それまで僕は、「ユリたちと話し合いなんか出来っこない。相手は全く話の出来ないサイコパス」という姿勢を全く崩していなかったけれど、ここにきて初めて、本当にわずかですが、「対話による解決」の可能性を考えるようになりました。

 

 

しかし僕もお人好しじゃない。

 

 

根拠もなく、そんな簡単に和解なんてできるわけない。

 

 

しかし、それはもちろん、思いっきり騙されたことのあるナミさんも同じです。

 

 

 

 

続きます

 

 

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被害者 or 加害者 からの続き

 

 

調停員のばあさんに父親との海を越えた面会をグイグイ説得され、最終的にそれが子供たちのためになると納得したナミさん。

 

息子さんたちを説得し、父親に会うために息子たちだけで渡米させることにしました。

 

 

最初、息子さんたちは全拒否。

 

まあ、息子さんたちと苦労して交流し続けることを途中で諦めてしまった父親は、息子さんたちからすれば途中で捨てられたも同然で、「今更会いたいとか、ふざけんなよ!ムキー」と息子さんたちが思っても仕方なかったのかもしれません。

 

 

またナミさんの親もこの話に激怒。

 

あんな連れ去りした奴から養育費なんか貰わなくとも、ジジババの貯えを削ってでも子供は大学に行かせてやるから渡米はやめさせろムキーとナミさんは言われました。

 

 

友人たちも、

 

「え、子供だけで渡米? 連れ去られたのに??? 子供の気持ちも大丈夫なの?滝汗


と口をそろえます。

 

 

一度離れた親と子供を一生かかわらせる必要はない。

 

ましてや相手は問題のあった親!!

 

 

それが日本の現実だし、一般的な常識なんです。

 

 

でもナミさんは、グイグイ来る調停員のばあさんと、離婚先進国の常識を信じました。

 

それが子供たちのためになる、と。

 

 


そして18歳と16歳になっていた息子さんたちは、10年間音信不通だった父親に会いに、いきなり4泊6日のアメリカ旅行に出かけました。(試行面会とかないのもすごいwww)

 

 

 

復習すると、

 

18歳は「日本に帰りたがったことに何となく罪悪感を抱えている。パパを傷つけたのは自分で、気まずいから顔を合せたくない」と思っている

 

16歳は「パパが言うことを全部信じたのに騙された。絶対に許さない。会いたくないけど、会って変な言い訳とかされたら、ぶん殴るかもしれない」と思っている

 

状況で渡米したわけです。

 

 

 

 

そして6日後。

 

 

 

息子たちは無事に帰国しました。

 

 


息子たちによれば、まず再会の場面、重たい足取りで兄弟で空港に降り立ったところ、記憶よりも多少老けた父親がそこにいきなり立っていて、大きく成長した二人を抱きしめ、その場で号泣えーんしはじめたそうです。

 

 

弟「空港で泣かれて恥ずかしく、とにかく急いで車に乗ることになった・・・」

 

 

弟、殴るどころじゃなくてよかった・・・。

 

それに、恥ずかしいとは言っていても、自分と会えて泣くほど喜んだ父親の姿は、10年分の色々な怒りや殴りたいほどの憤りを、

 

「まあ、もうどうでもいいや・・・」

 

と氷解させるものだったのでしょう。

 

 

兄「でも俺に向かって、『だから、日本に帰ったから苦労することになったんだろう(俺の言うこと聞かないから・・・ニヒヒ)』とか言うから、イラっむかっとして俺が殴ろうかと思ったけど、弟に止められた。よく考えたら、昔からあの人は、こういう無神経なことを言い出す人だったよね・・・(俺が悪いわけじゃ全然なかった!!)」

 

 

兄、罪悪感が取れてなにより・・・。

 

 

その他、紆余曲折ありつつも、10年ぶりの再会を、いいことも悪いことも、(苦)笑いながら兄弟は色々と楽し気に話しました。

 

 

 

想像や思い込みでなく、現実の父親というものと向き合えたことは、とてもよかったことだとナミさんは思いました。

 

 

 

その後もその父親は、ナミさんに対してだけは嫌味たっぷりのメールを送ってきたり、養育費払込の条件をわざわざ難しくしたり等、こまめに意地悪をしてきましたが、それはそれw

(元々、かなり子供っぽい性格の人なのでしょう・・・)

 

 

父親は息子さんたちとはその後、LINEやメールで勝手にやり取りを続けているようです。

 

 

とにかく、自分とは一切付き合う必要はないけれど、子供たちが重たいものを抱えて生きていかなくなって済んだことは、とてもよかったとナミさんは思っているそうです。

 

 

確かに幼い子供を守っていく必要はあっただろう。

 

 

でも、本当に子供を想うなら、一生に関わる判断は当事者(父子ら本人)に先入観なく決めさせるべきだとナミさんは今思っているし、自分のしたことに本当に自信があるなら、何も恐れずに父子を会わせて、子供に判断させるのが確かに子供の最善の利益だと、今のナミさんは考えているそうです。

 

 

というわけで、長い間この話でしたが、これを踏まえて次回から僕の話に戻りますw

 

 

 

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アメリカの民間調停員 からの続き

 

 

民間調停員のばあさんにグイグイ押され、養育費をもらう交渉の鍵として、息子をまず父親に会わせる話の流れになっていったナミさん。

 

 

さて、ここまで長い間引っ張ってきた話ですが、僕が一体何を言いたかったのかというと、実は今日の話に尽きるのです。

 


ナミさんはとにかく最初、この話を感情的に全拒否したそうです。

 

 

もう養育費なんかいらない。

 

連れ去られたことのある子供は、父親に会いに行きたくないと言っている。

 

中途半端に子供の心を振り回してほしくない。

 

子供たちが二十歳を超えたら会いに行かせてもいい。

 

どうしても会いたいならそっちから会いに来い、等々、ばあさんに訴えました。

 

(まあ、よく聞くセリフですw)

 

 

 

しかし、調停員のばあさんはナミさんに一切同調せず、として譲りませんでした。

 

 

「とにかく早急に会わせること。

 

父子が会うかどうかを決めるのは、あなたじゃない。

 

父子本人たちの問題です。

 

少なくとも父が会いたいと言っているのなら、あなたにできることは子供たちを説得して、とにかく父親に会わせること。

 

養育費以前に、親子関係の再構築のサポートをしなさい。金の話はそこからです。

 

邪魔をしてはいけません(きっぱり)

 

 

は? 邪魔!? 私は息子を守ってるのよ!

 

勝手に連れ去って、養育費無視して、悪いことしたのはあっちでしょ! 

 

なんで私が説教されるの?

 

何この調停員。あっちの味方??

 

 

と最初は憤慨したナミさんでしたが、次第に感情的な部分から離れ、冷静にばあさんの話を聞き始めました。

 

 

確かに、問題解決しようとするばあさんの姿勢は正しいのかもしれない。 

 

 

自分が被害者だという意識からしか見ていなかったが、結局今自分がしていることは、連れ去り親と同じことだ、と気づき始めたのです。

 

 

 


連れ去りは絶対ダメ、と同じぐらい、どんな理由があろうと(DV親だろうが連れ去り親だろうが)、離婚後の親子の然るべき交流を邪魔することは、父だろうが母だろうが認められない。

 

それに関しては、どちら側の言い訳もワガママも聞かない。

 

子供のためにも、親子は絆を絶対に維持するべきで、できるだけ長い質の高い交流時間を、それぞれの親と過ごす時間を子供に持たせてあげるべき、というこの国の大前提。

 

 

それが問答無用で適用されるから、守られるものもあるのです。

 

監護親の適当な言い訳をそのまま聞いて子供との面接を許さなかったり、連れ去りを容認したり、逆に養育費が未払いでも何となくスルーして流したりするシステムではないのです。

 

 

 

 

実際、息子たちがモヤモヤを抱えながら生きていることも、ナミさんにはわかっていました。

 

自分がいくら何を言葉で言っても、大人に成長していく息子たちのモヤモヤは消えないのです。

 

 

そうわかっていても、ここまできつく言われなければ、自分一人の判断では、とても息子たちだけを飛行機に乗せて父親に会いに行かせるような気持ちにはなれなかっただろう。

 

だから、ここまできつく言ってもらえた「今」は、ちょうどいいタイミングなのだ――。

 

 


こうしてナミさんは意識を変え、息子さんたちだけで渡米させることに同意し、息子たちにその話を伝えました。

 

 

もちろん、その話を最初に聞いた息子さんたちの反応は

 


はあああああ????ムキームキームキームキー

 


でしたし、怒り、不安、今更なんなの?大人、勝手すぎんだろ!!諸々、ナミさんは一通りの文句を息子さんたちからぶつけられることとなりました。

 

 

それでもナミさんは息子さんたちを説得して、飛行機に乗せたのです――。

 

 

 

 

 

長い話でしたが、次回で終わる予定です。
もうしばらくお付き合いください!

 

 

 

 

 

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