日頃はしょうもないことで、ほざいてますが、今日は未来が明るいことがわかったことを書きます。


筆者は最寄駅からバスで15分のところ、郊外の住宅地といえばきこえがいいが、はっきりいって畑が残る田舎に近いようなところである。


毎朝の通勤に利用しているバスでのこと。


昨日の朝、小学生と思われる男の子が、

「子供料金でお願いします」と元気にバスに乗ってきた。


ところが、たぶん親から渡されたバスカードだと思うが、金額が足りなかった。


運転手さんに、金額が足りないことを告げられると、

バスを降りようとした。


でも、運転手さんは、

「乗っていいから」と言って、その男の子を乗せてあげた。

その子は

「明日必ずもってきます」

と言って、駅で降りた。


通学で使っている様子ではなく、たぶん何かの事情でその朝だけバスを使ったのだろう。


今朝、昨日の男の子がバスに乗ってきた。

すると、

「昨日の足りなかった分もってきました」

といって、不足分を運転手さんに手渡した。もちろん昨日の運転手さんとは違うので困った顔をしていたが、

「ありがとう」

と言って受け取っていた。


その子はバスに乗らずに不足分だけを持ってきたのだった。


ちなみにバスの運転手さんはマイクを付けて乗客に案内をするので、会話はすべて車内に流れる。


筆者も通勤地獄な毎日であるが、今朝の光景をみて、心安らぐものがあった。


「未来は明るい」


だって、そう思いません?

バス会社は運送約款に基づき旅客を目的地まで運ぶというサービスを提供し、その対価を受け取ることでビジネスが成り立っている。


昨日の男の子の乗車は明らかに約款では供与できないサービスのはずであり、今日の不足分を徴収した金額はサービスを受けていないので受け取れないものであるはず。未成年者が行った行為であるので、契約がなかたことにできるという話は別にして・・・


ビジネスを考える上での一番大事なことをその男の子から学んだような気がした。


「信用」


これがなくしてビジネスは成立しない。


おそらく昨日の運転手さんは不足分を後日持ってくることを期待しただろうか。

たぶん、料金の調整に数十円かもしれないが自分で出したと思われる。


そのことにきちんと応える子供がいた。


帰って親に報告して、明日もっていきなさいと言われたのかもしれないが、

料金不足で乗せてもらったことに対して、正当な対価を支払いにきたという意識、また、そういう教育をしている家庭があること・・・


ビジネスモデルどうこうを語る前に大切なものを見失いかけていた。

経営理念。

なんだと思います?


ご自分の会社の経営理念はありますか?

社員のみなさんはご存知ですか?


ないはずはありませんよね。

だって、起業したときには、「○○のようになる」とか思って起業したんじゃないですか?

それって忘れちゃいました?


しかたないですよ。


忘れたりしている人の方が


圧倒的に多いですから。


でもさ、社長さん。

経営理念って会社の憲法でしょう。

定款が憲法だって?


定款なんて法律でいえば政令程度のものなんですよ。


憲法のない国家が法治国家でないように

理念のない企業は無秩序な状態と変わらないですよ。


たとえあったとしても社員が知らなければ同じなんです。

経営者の自己満足で経営理念があっていいですか?


あなたの会社がどの程度の規模かわかりませんが、ミドルの管理職がいればその人は経営理念が言えますか?


筆者が調べたところ、経営理念を発信・共有しているかどうかで業績に明らかな違いがあるのです。


だって、簡単なことですよ。

経営者と社員が同じ目標・意識をもたないと目標、つまり好業績は達成できないでしょう。


理念なき企業は戦略も立てられないでしょう。だって向かうべき目標がないのですから。

ましてやビジネスモデルの構築は不可能です。


いい企業の会社さんの名刺には経営理念が書いてあることが多いですね。

少なくともホームページにはきちんと経営理念は書いてあります。


経営理念を外部に発信していない企業はあまり信用しない方がよろしいかと・・・

我が家には超カネ食い虫の娘がいる。

年齢12歳、職業小学生、かつ私立中学受験生


ということで、この首都圏の中学受験、異常なのか正常なのか、オール公立の筆者にはわからんし、そもそも私立中学なんてなかったところに住んでいたのでこの感覚がわからん。


今年成人式を迎えた人が300万人をきったとか確か昨日聴いた気がする。


少子化は加速度的に進むのであることは確か。


ということで、塾ビジネスを、といきたいところであるが、この業界はM&Aがすごいらしくて、ブランドとデータの争奪合戦を呈しているようで筆者にはさっぱりわからんので、読者のU氏に譲りたいところである。


ご承知のように首都圏の中学入試は、千葉・埼玉地区が1月に解禁、東京・神奈川地区が2月に解禁である。


千葉・埼玉地区の中学は好む好まぬに関わらず、圧倒的な受験生を有する東京・神奈川軍団のお試し受験とされるのである。

そのため、たいしたこともない学校が合格偏差値が東京の難関校と同レベルということも珍しくない。


筆者が驚いたのはこのお試し受験コースもそうだが、この少子化の中で私立中学も生き残りに必死であり、おそるべくビジネスモデルを駆使していることだ。


勝手ネーミングで申し訳ないが、「落ち武者狩り」ビジネスモデルである。


受験生は第一志望一校のみを受験することは稀少であり、たいていは滑り止めというか、第二志望校を選択している。当然、別日程で受験できる学校を選択するのだが・・・


ここで驚いたのは、午後受験校の存在である。つまり同一日に2校受験できる。試験開始時刻も15時とかに設定してあり、午前本命受験生の移動時間まで考慮してあるという至れり尽くせりの学校である。


同じ学校でも日程をずらして数回実施するところは珍しくない。よくあるパターンだ。

普通は一回の受験につきいくらという受験料が必要だが、複数回試験を行う学校には、受験料割引制度もある。

3回受けても一回分だけでいいとか、3回分まとめて払えばディスカウントなんてものもある。これらは良心的な類であるが・・・


恐ろしいのは一回目の受験では15000円の学校が、2回目の受験では70000円になるところがある。

その二回目の試験日の設定が絶妙で、もう全て不合格でとにかく私立に行きたい、行かせたいというお受験親子の足元をみた日時にしてある。首都圏で言えば2月1日が本命校の集中日で、その後日が経つにしたがって落ち武者が殺到するようになっている。

この落ち武者の落ち武者の足元をみるかのような日時に70000円コースが待っているのである。


そしてIT化が進んだ現在、合格掲示板の前でガッツポーズする風景はなくなりつつあり、試験当日の夜に合格発表がWebでなされるところが増えている。

努力の成果も実らず、夜中に涙する時代ではない。


次なる受験校を受けるのだ。当然、想定内で予め滑り止めで決めてあることも多いが、その滑り止めで落ちる場合もある。そうした受験生のために前日出願OKという学校もあり、ここでも落ち武者狩りをする学校の戦略的な意図が見える。

しかし、更なるツワモノもあった。当日午前出願で午後受験という学校である。

まさに究極の落ち武者狩りである。


基本的に落ち武者はバカではない。難関校にわずか一点に涙する優秀な落ち武者もいるわけだ。

その落ち武者も人間、ましてや12歳の子供である。当然、精神的動揺もあって滑り止めも滑ることがある。


そんな優秀な落ち武者を拾おうとする直前出願OK学校は、救いの手である。

しかし、世の中そんなに甘くはない。落ち武者狩りをする学校もバカな落ち武者は要らないのである。

当然、試験問題のレベルは高くしてあり、優秀な落ち武者に来てもらいたいとの戦術にでてくる。


少子化で市場のパイが縮小する中で、いかに優秀な生徒を確保し、大学進学実績をあげ、落ち武者狩りビジネスモデルから長期的視点で脱出しようとする戦略には恐れ入った。


いやあ、中学受験の奥の深さをビジネスモデルの視点でみると面白い。


なんてこと言ってたら、筆者の娘に殺されそうである。


なんだか、塾の先生とコンピュータプログラム設計に用いるフローチャートのような受験戦略図のようなものを描いていた。どこでつまづいた場合はこういうふうに受験パターンを変えるというフローだ。


まあ、悔いのないようにがんばってくれ、わが娘よ。

落ち武者狩りにお世話にならぬよう、ひいては筆者の家計を圧迫しないように、さっさと諦めて公立中学に行ってくれ。


わが娘を含めた12歳の戦士たちの健闘を祈る。