最近、企業のメンタルヘルス対策として、EAP(Employee Assistance Program)というものがビジネスとして成功している。

企業自らがメンタルヘルス対策を行うのではなく、メンタルケアお任せのいわゆるアウトソーシングだ。

これだと少ない負担で社員のメンタルヘルス対応ができる。

実は筆者もメンタルヘルスケアのお世話になっていて、会社が契約するEAPサービス提供会社のカウンセリングを受けている。

働く人々がメンタル面での疾患にかかれば会社としては大きな損害になる。
本来利益を生み出すはずの人材がコストのかかる人在(あえてこの漢字を使ってる)になってしまう。

そういった人達を本来の力が発揮できるようにすることがEAPの目的だろう。
その面では筆者もお世話になってるし、重要な社会的システムを担うビジネスだろう。

しかし、ちょっと待ってくれ。

なぜ、メンタル面での疾患を患う人達が増えているのか?
メンタルヘルス対策を急ぐより、その原因になぜ踏み込まないのか?

あのさぁ、やることが逆なんだよ。
わかってんのか?

このあたりは産業医が堂々と原因を取り除くことができないと言っている始末だ・・・

ストレスによる罹患の可能性のある社員を事前に見つけることで・・・などと


EAP自体は否定しない。


EAPが必要な社会や企業を否定したい。

筆者は断言できる。本当に儲かってる会社にはEAPはいらないはずだ。
だって社員が活き活き働いてる会社で業績が悪いとこって考えられます?
そんな会社にEAPなんて必要ありますか?

EAPを使う会社なんて、そうなった原因よりも、うちはこんなにケアしてますって言い訳してるだけじゃないのか?
確かにメンタル面での疾患はその原因も未解明な部分が多くて、不幸にしてなってしまうことはある。
そのためのケアは必要だ。

しかしだ。本当にそうなった社員の復帰を望んでいるのか筆者は疑問である。
幸い、筆者は職務復帰を果した。


しかしね、一度貼られたレッテルは剥れないのですよ。

職場復帰をしても待っているのは

差別と偏見なんです!

成果主義かなんかしらんが、このせちがない企業の中で

そんな経歴の部下を持ちたがる上司がいますか?
そんな部下の昇進を望む上司がいますか?

EAPのお世話になることイコール要らない社員なんですよ。

そうでない企業や人もいることは重々承知の上で申し上げているので、その辺りは筆者の経験でモノをいっていることをご理解いただきたい。

EAP事業者の方々
申し訳ないがあなた達が未来永劫ビジネスが続く社会がなく、みなさんが潰れてくれる社会を望みます。

メンタルヘルス対策なんて要らない社会が正しいのです。

来年度の国の予算原案の内示があった。
まあ、過去最大規模とか、国債発行高うんぬんという話はさておき、
筆者が問題視しているのは、中小企業対策予算である。

約1100億円で1.1%増とのことだが、中身をみてみると半分が資金繰り対策融資のため、要するに焦げ付いた融資を税金で補填するというものだ。
まあ、これも必要ではないとは言わないが、激怒したのは、

中小企業の技術・サービス向上のための予算がたったの200億円しかないことだ。

資金繰り対策も必要な企業が生きていくために必要なのはわかる。
でもな、世の中にはこのご時勢でも増収増益の企業もあるんだよ。

筆者が調査したところによると、だいたい製造業の場合で全体の5%程度は増収増益だ。
リーマンの影響が想像以上に大きくてほとんど不可抗力的なもので経営が苦しくなっている企業もいる。

しかし、

最近さ、注文の電話がさっぱりなくてさ、困るんだよね・・・

なんて言ってる経営者もいるんだよ。
こんなとこにカネ貸して焦げ付いたのを税金で埋めるだと?
ふざけんじゃねえ!

あんたのとこに仕事がこないのはあんたの会社が必要とされなくなったからなんですよ。
厳しいけどこれが現実じゃない?

でもな、こんな時代でも懸命になって次代を見据えた技術開発を必死にやっている小さな企業もあるんですよ。
数は少ないと思うけどね。筆者はいくつもそういう企業見てきたよ。

そういうとこにカネ回さないでどうすんの?

日本の技術を支えているのは、モノづくりを支えているのは、中小企業なんだよ!


とある従業員20名もいない会社だった。
すごい技術を持っているが、販路を抑えられて不当な値引きを要請され、業績が悪
化している。
でも、その社長は、
従業員を誰一人として解雇しなかった。給与カットはあったが雇用は守った。
パートの人も含めて、社員全員は社長の声に応えた。涙しながら応えたらしい。
なぜだ?

技術を開発するのは人でしょう。その人を無くしてしまえばその企業に未来はありますか?

その社長さんはこうおっしゃった。

うちなんて小さな会社、設備投資なんてできません。
でも、次の時代の技術を開発しなければ生きていけないでしょう。
そのために大事な社員のクビは切れませんよ。
うちの会社の設備投資は、知的財産を生む社員への投資なんです。

泣けたよ。ほんとこんな社長さんもいるんだと。
販路を開拓できなかったことにこの会社のビジネスモデルは失敗だったが、今では直販ルートを開拓して海外にまでその技術が認められ始めたとのうれしい知らせもいただいた。

これが究極のビジネスモデルでしょう。
違いますか?

そんな企業を応援するための国の予算がたったの200億ってか?
桁2つくらい違ってもいいぞ(ゼロ多くするほうだぞ)。

実は国の役人もそのあたりはよくわかっている。
誰がわかっていないかって?

スパコンの性能がNo.2で何が悪いの?っていう政治家がいるでしょ。
政治家の技術に対する認識なんてその程度か?

確か、首相も副首相も理系だよな。首相はPhDだし、副首相は弁理士だよな。
理系政権がこの様かよ。

子ども手当ても高齢者医療や福祉、大事なことばかりだ。
困ってる人を幸せにするカネは幾ら使ってもいいんじゃないか。

その困ってる人の中に頑張る中小企業を入れてくれよ>ぽっぽ
頼むから科学技術や教育を大事にする国になってくれよ。

外国から食べ物を買うカネは誰が稼いでいるのだ?
製造業だろう!
それも大企業ではない。それを支えている中小企業なんだよ。
とんでもない技術とやる気のある中小企業がまだまだいるんだよ。この国には。

まあ、第一次産業中心の産業構造の大転換っていうのもありだけどな。
でも、農業もテクノロジーなしでは負けるぞ。食えなくなるぞ。それでもいいのか?

頼むから技術亡国まっしぐらになるような道は示さないでくれ。
知的資産造ってなんぼの国だろう。

こうした無形の資産を造る中小企業が適切な利益が得られるように国全体のビジネ
スモデルを変革すべきじゃないか?

すくなくともミクロの世界ではがんばろうよ。
そのためには筆者も微力であるが努力していきたい。

なんとか変えようよ。この社会を!

本日の日経新聞オンライン版にでかでかと以下の記事が掲載されてました。


トヨタ、部品調達コスト3年で3割減 全車種で設計抜本見直し

 トヨタ自動車は部品調達コストを現行の購入価格に比べ、3年間かけて3割削減する。取引先の部品メーカーなどに実質的な値下げを要請した。2013年以降に投入するすべての新型車を対象に、素材や部品の仕様、設計などを全面的に見直す考え。トヨタは早期の赤字脱出に向け10年3月期も緊急的な原価改善に取り組むが、中期的にもコスト削減を上積みし、新興国市場に強い独フォルクスワーゲンなどに対抗する。

 「クラウン」など高級車から小型車の「ヴィッツ」まで全車種が対象。エンジンをはじめとする駆動部品、ボディーやシャーシー(車台)ごとにコストを洗い直し、安価な素材への切り替えを進める。対象になる部品は200点程度になるもよう。 (06:00)


(出所:日本経済新聞12月22日付けオンライン版)


あのさぁ、設計見直すって努力はわかるけど、結局下請いじめじゃない。

トヨタの下請(いまは協力企業というらしいが)は聴くところによると八次下請まであるらしい。


結局しわ寄せは底辺の方にくるわけで、地域産業への貢献どころか地域産業の崩壊に寄与してますね。


まあ、兆円の単位で内部留保持ってる会社が、派遣社員を何百人と雇い止めするような反社会的企業だから、いまさらって気もするが・・・


こんなビジネスモデルやってたら企業は社会から尊敬や信頼を失うだけで、永続はしませんね。企業は公器であり、社会に評価されてなんぼのもんでしょう。


プリウスで環境貢献してますって?

笑わせんじゃねえよ。