ヒト-異端のサル(島 泰三)

https://ameblo.jp/masatakayukiya/entry-12380941057.html

 

実に多くの最新の知識が得られます。

1。母系を示すミトコンドリアDNAの研究によると、アフリカ以外の民族は全て一つの系統であり、2つのグループ、即ち、日本人とその近縁、及びヨーロッパ人とその近縁とに別れる(pp.204-205, 図9-2)。

 

2。コトバの起源 https://ameblo.jp/daddy3/entry-12357158783.html は咽頭構造の突然変異によることが定説となっているが、コトバを生み出すには、それまでと異なるコミュニケーションの必要性がなくてはならない。なぜホモ・サピエンスだけが、コトバを獲得したのだろうか。ジェインズ(2005)は洞窟壁画が言葉の発達と同期している。動物の名前と文は1万5千年前としている。島説は、イヌを家畜化したことに始まると云う。眠らないイヌと共同生活をするようになってヒトは安心して眠れるようになった。イヌの家畜化によってコトバが生まれた(1万6千年前、長江の南で)。イヌの家畜化は、イヌに残されたデンプン分解酵素が証拠であるというところが面白い。デンプン分解能力は、野生のオオカミにはないのだそうです(pp. 216-228)。