外山「知的生活習慣」ちくま新書(2015/1月刊/5月に第6刷), 知識は 力なり(ベーコン)ではなく、大切なのは知識でなくて、生活である。
読書よりは行動である。 。
重要なのは、生活習慣である。食事と運動である。教育で言えば、受講より実習と実験、インターンシップである。教えることは学ぶこと。皮肉なことに、学んでいるのは、教える側の教員、と実習する側の学生である。このことは責任を持たせてやらせてみると、よくわかる。本書で、外山先生は、知的行動についても同様であることを教えてくれる。脚力を付ける(pp.123-130)は、散歩のすすめ。外山先生は、1923年生である。また、俳句・川柳---頭の体操、とあるのも面白い。
外山先生は、東大生京大生に最も読まれている本「思考の整理学」の著者
https://ameblo.jp/daddy3/entry-12501607981.html
です。今年発行されたこの「知的生活習慣」は、知識より生活であり、飽食の今の時代に適した食事と運動が大切、と主張する本である。先生は、1923年生、とすると、もう卒寿超えしておられる。
「思考の整理学」では、エンジンのついた飛行機になれ、風任せに流されるグライダーにはなるなと説いておられた。今度は何を説かれるのだろうか。しかも、生活スタイルは個々人のもので、人まねはできない。だから、おすすめはしない。参考例としていただければ幸いである。あくまでも謙虚な姿勢である。
そして、最初のテーマは、日記をつけて頭の中のもやもやは早 く整理して、外に出して、いらぬことは忘れろ、すっきりした頭で
明日のことを考えろ。
外山先生のおっしゃることは、やはり思考の整理学、どこまで行っても
ものごとの考え方である。
何冊も積ん読が貯まっていたので、外山先生を一挙に読みました。結論的に言えることは、このちくま新書においても、腰巻の紹介文がよくできていると思いました。
「思考の整理学」の著者がたどり着いた生活の極意、何才になっても実践出来る賢い生き方!誰でも実践出来る知的生活術です。
目次から拾いますと、
第1章 頭に刺激
- - - 余計ななことを忘れて、頭を整理する。
- - - 生活を編集する、仲間を作る
第2章 体にいたわり
- - - 声を出し、体を作る、脚力をつける
第3章 心を豊かに
- - - 俳句、特にユーモアとアイロニーのある都会的な川柳を作る
俳句の例
- - - 起きて見つ寝て見つ蚊帳の広さかな - - - - 加賀千代
に対して、川柳の例
- - - お千代さん蚊帳が広けりゃ入ろうか - - -
の方がユーモアがあって、軽妙である、いかがでしょうか。
外山先生は、これで、一区切りとさせていただきます。
頭の体操:https://ameblo.jp/daddy3/entry-12504460989.html
