農役 1 | 学生団体eat_happy ~食から農の魅力を伝えるイベント集団~

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こんばんは。

鈴木です。

活動もだいぶ落ち着いたので、このあたりでちょっと語らせてもらおうかと思います。

僕が考えてること書いてみるだけなんで、みなさんからしたら色んな見方、意見が出ると思いますが、それはそれで発言してくれると嬉しいです。

前の記事で一瞬だけ出したことがあったかな?

「農役」という単語。

これ、僕が考えたいわば造語なんで変換されないのでご注意を。笑

まだそんなシステム化されたわけでもなく、具体的な方策もなく、概念や構想の域を出ないものですが。

以前ある人にインタビューされて、その人には語ったんですけどね、その内容をまとめてみます。

そのインタビューの内容の記事もどこかにあるのかな?

そこまではわかりませんごめんなさい。

それでは本題に。

「農役」

この単語を見てみなさん何のことなのか思い浮かびますか?

こう考えるとわかりやすいでしょう。

「農業」の「農」+「兵役」の「役」です。

どうですか?

つまりは、全国民に1年間の農業の義務を課す。

そういった考えです。

その1年間が、義務教育終了後なのか、高校卒業後なのか、大学卒業後なのか、何歳の時と決めるのか、そういったことははっきりしてません。

だから、概念、構想の域を出ないものなのです。

ですので、精神の自由や経済的自由を制限するから憲法違反だ、とかそういった意見もご容赦ください。

そんな感じで、単語の意味はわかっていただけましたか?

それでは次になぜこれが必要なのか。

農業を知ることは、文化伝統を知ることなんです。

もちろん食のありがたみ、命の大切さも学べるでしょう。

まずは、農業との文化、伝統、歴史の関係性や、食、命を学ぶってどういうことなのか、そこからお話しましょう。

それをわかった上での方が話を進めやすいと思いますので。



1.食を学ぶ

一番わかりやすいのはこれなのではないでしょうか。

食、つまり食べること。

みなさんが普段食べているもの、それは何からできているのか考えたことありますか?

あるという人は、どうやって作られているのか考えたことはありますか?

例えば、主食のご飯。

これは、コメからできてますね。

ではどうやって作られているのかわかりますか?

5月に田植えをして・・・と思った人、ちょっと違いますね。

稲を栽培する工程は、前の年の稲刈りが終わったすぐ後から始まります。

次の年のために水田に肥やしを播き、しっかりと耕しておくんですね。

そして越冬し、暖かくなると同時にまた耕し、水を張り、水田の準備をします。

それから田植えなのですが、植える苗、あれはどうするのでしょう。

それは、種籾から発芽させます。

4月の上旬ぐらいでしょうか、種籾をしっかり消毒し、発芽用のマットに敷き詰めて、ビニールハウスで発芽を待ちます。

そして、発芽し、少し成長したらいざ、田植えです。

そして田植えが終わったら肥料を播き、草を刈り、虫を退治し、育てます。

今一行で書きましたが、これを10月の稲刈りまでやるんです。

肥料の配分一つ間違えたらうまく実りません。

虫退治さぼったら虫に食われます。

草刈りをせずに草を生やしたままにすると、その雑草に養分を取られます。

水田の水もずっと張ったままではなく、時期によって張っていたり、全く水が無かったり、調整します。

これを欠かさずやらなければなりません。

そして、稲刈りです。

このようなサイクルで稲というものは作られます。

そしてみなさんの食卓に届くわけですね。

逆に言うと、農家がこれをさぼったりすると、みなさんはご飯を食べれないと言っても過言ではありません。

日々、天気気温から水田の様子までしっかりと管理して育てている労力があってのことなのです。

それは米に限りません。

全ての食材です。

それが、僕の言いたい食のありがたみ。

食べれることの幸せ。

当たり前のことですが、その当たり前を当たり前にするために、たくさんの努力が必要なのです。

今文章で書きましたが、これを文献で読むのと実際自分が体験するのとでは大違いだと思います。

百聞は一見に如かずという言葉もありますね。

自分は、百聞は一験に如かずもあると思ってますので。

そういう地道は努力を体験するとこは大切だと思います。

そういうものを蔑ろにしないとでも言うのでしょうか、そのような気持ちを持ってほしい。

今の時代にはそれが必要なのかなと、思うのです。

それが農役が必要だと思う一つ目の理由。


2つ目は命の大切さを学ぶことなのですが、ちょっとこの記事長くなりすぎたので、また今度。

次の記事で書きます。

まさかのシリーズ形式になってしまいましたが。笑

お楽しみに。

では。