ダダ散文 -80ページ目

2009/06/19

今日も一人

空気澱む人混みの中へ


こんな所では

何かがはっきり

幽霊として

私の眼に映ることがあるけれど


私の咥内はいやにべとつき

こんなに人間がいるのに

私の眼には幽霊しか判読出来ず

あとは空の低い所に

光る蜘蛛の巣が


蜘蛛の巣が余計私を孤独にさせ

(それは私にしか見えてないから 見上げるのも私だけ)

己の働く場を失った私の咥内はべとつきくっついて

独り言呟くことも出来ないで

私にますます孤独は寄りかかり




君だったらもう耐えられないだろうよ


けれど私には十五年も前からの日常で

とっくに麻痺して

君みたいに

その日常に驚くことも歎くことも私の脳思考は忘れている


久しぶりに友と会うと

彼女はこんなふうだったかしら

こんな表情をする人だったかしら と


私の胸は動悸を打ち始め
落ち着く頃には

日が暮れ


さよなら

さよなら



友よ

こんな私であるからにして

時々会ってください


さて私は

こうしていつも言葉たちを

心の中お話して


やがては夜が来る


私は嬉しくも悲しくもなく

何の感情も持たずに寝床に横たわる

それこそ何の感情も持たず‥‥

今も無い‥‥


だから人よ

私に声をかけておくれ

私の名を呼んでおくれ


でないと私は全く私を掴むことが出来ず

触ることも出来ないんだ。

2009/06/19

今日も私は一人


周りは違う言語を


私は幼き日

そいつらに私のモノをひったくられた

そこには此処で存在するには必要な

そして私のモノが入ってた


翌日起きて鏡を見ると

私の髪は白くなっていた


恐怖と驚愕で


何年も経つ今も

私は白髪のままだ

2009/06/16

私には難解な
けれど魅力ある
私の脳にひっかかる
文章たちがいる



アフォリズムとは
私の中では別なんだ


アフォリズムばかり書かれた本を読む人はちょっと‥‥


なあんてね

まあどうでもいい

私とはウマが合わない奴
ただそれだけな事。


全てにおいて

それを己が好むか好まないか

要は好き嫌いさ

ただそれだけ


なんやかんや言おうとも

最後はそこに落ちるのさ