8月23日の既報の通り、ふとした気の緩みから英語で言うところの"Brick"、OSも立ち上がらなければTWRP(リカバリー)も起動しない、もうどうしようもない状態=文鎮化に陥ってしまいました。
K20 Pro インド版 = 仮Global Romをインストールした際にシステムが立ち上がらない状態:TWRPループに入ってしまうとケースがあり、それを修復しようと何度かOSの入れ替えをしていたときでした。XiaoMiFlash.exeを使ってOSを焼く際に、これを使う万人が何はなくとも一番に気をつける「clean all and lock」のチェックを外すことをすっかり失念し、無念「flash」ボタンを押してしまったのです。明け方に気持ちがエクトプラズムのように抜けていく魔の時間帯でした。。。

Brick=文鎮化はこちらのK20 Proのコミュニティサイトでも世界のどこかにいる誰かの悲痛な叫び声が少なくとも1日に一回は聞こえる程のありがちな、しかし一度落ちたら這い上がることのできない奈落の底のような状態です。もちろんこれはK20 Proだけの話ではなく、Xiaomiのロム焼きを試す方全員に「明日は我が身」の可能性のある(しかもありがちな)ことなのです。恐ろしや。。。
冷や汗をかきながら片っ端からググり続け、様々な体験談を見漁りました。そこで最後の最後の最終手段と思しきキーワード「EDLブート」にたどり着いたのです。一筋の光明です。 ただこのEDLモードを使って復活を果たすためには2つの高い、遥かに高いハードルがあったのです。
1. 筐体をこじあけてピンでショートさせながらPCにUSB接続してブート
2. 次にロシア人に電話をして遠隔操作(?)でロムを焼いてもらう

無理です。。。ちょっと、それは無理です。。。。。。orz
もうだめかも、と半ば思いつつ、他の方法も調べました。AmazonでXiaomi ディープフラッシュケーブルというものを購入し、筐体を開けずにEDLモードに入れるかも。。。というのもトライしましたがPCに想定通りにはつながらず。。。
その時、とあるリンクからとあるツールにたどり着きました。
- Unbrick, EDL Flash, Unlock Bootloader Xiaomi Phones Without Authorized Account
・・・ん? Unbrick, EDL Flash without Authorized Account...
これ、ロシア人いらずじゃね???
早速ソフト(無料)をダウンロードし、チャットでサポートに聞きました。
dad - "この後どうすりゃ良いの?"
Support - "チケット買って、蓋を開けるのさ!(キラッ)"
。。。やはり、蓋は開けなきゃならないのね、、、 ま、でもチケットもそんなに高くないし(1回の処理分で10クレジット=1.500円くらい)、どうせ壊れたまま放っておくんなら蓋開けちゃう??? ちょっと好奇心が勝り始めてきました。
次の瞬間、右手がAmazonでツールをポチっていました。開けるぞ、と。
次回は復活への道 中編です。途中どでかいアクシデントもあり、、、
次回、汗と涙のリカバリー物語 -2 実践!スマホ殻割り+レッツEDLブート編wをお楽しみに。
それでは今日はこのへんで。










