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デジタルとオーディオとポケモンと

最新のデジタルガジェットと気軽なオーディオ機器レビュー。そして少しのポケモンのゆるーいおはなし。

昔からオーディオ機器が好きでマニアでは全くないものの、お手軽に購入できるイヤホンとか結構持ってます。そんなイヤホン好きが最近ハマっているのが、いわゆるシュアー掛けができるカナル型のカスタムイヤホン。ここでも中華勢が猛威を奮っています。こっちの話はまた今度。

 

で、今日はそのイヤホンの方ではなくて、時代の流れのワイヤレス進行計画:Bluetoothレシーバーのご紹介です。自分の好みのワイヤードイヤホンを手軽にワイヤレス化することができちゃいます。これも中華通販サイトAliExpressで偶然見つけてポチっちゃいました。

 

 

日本だと小型DAPのM0で知られている、SHANLING(シャンリン)の小型BTレシーバー「SHANLING UP2」です。買ってから1ヶ月ほど愛用しています。小さな筐体でハイレゾを叩き出し、最高クラスのチップQualcommのCSR8675チップを採用するなどスペック厨の心をくすぐりまくるイカしたガジェット。なんてったって高音質で音が途切れにくいaptX HDLDACに対応しており、お気に入りのトラディッショナルなひも付きイヤホンが今どきのスマホに接続できる、マイク付きのワイヤレスイヤホンに返信しちゃいます。大きさは単3乾電池2本分くらい。

 

   

 

いやね、いいですよコレ。途切れないし。音いいし。ちっちゃいし。この分野ではFiio BTR3などがメジャーですが、UP2のほうは更に途切れにくい最新のBluetooth 5.0に対応しているので、街中や電車の中などで安心感が向上するかも。

 

日本でも発売が決まったそうで、ここ最近のiPhoneや最新Androidなど3.5mm ステレオミニジャックがなくなってきたスマホで、またお気に入りのイヤホンが活躍することができるようになります。

 

 

昔ながらのクルクルできるダイヤルが気持ちいいです。ノートパソコンにつないでデジタルヘッドホンアンプとしても使えちゃいます。デジタルとアナログの融合って感じでいいですね。

 

AliExpressでは8月26日からセールがはじまるので、限定クーポンゲットして更にお得なお買い物をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは今日はこのへんで。

中華スマホの醍醐味は安くて高性能。日本での同等クラスのスマホに比べて半分から1/3位の値段で買えちゃうからたまらない。 もう一つは柔軟なカスタマイズができること。AndroidベースのカスタマイズされたOS、いわゆるカスロムが豊富で自分好みのスッキリ環境やクールなインターフェイスがカンタンに整えられます。

 

こういったカスタマイズ遊びで気をつけなきゃいけないのは、あくまでも自己責任で予想外のトラブルに見舞われる可能性もあるっていうこと。 最悪の場合はスマホがうんともすんとも言わず、ついにはOSの起動もできなくなっちゃう鉄の塊状態に。俗に言う文鎮化っていうやつですね。

 

・・・・・ そう、やっちゃいました。 文鎮化。

 

 

人は慣れた頃が危ういんですよね。注意散漫でした。自分好みのOSをいくつか試しているその時でした。 いつもは注意してそのチェックが外れていることを確認してからロム焼きをするのに。。。 そうロム焼きができる環境の大前提であるBLU=ブートローダーのロック解除を、再びロックされた状態に戻すチェック項目が公式(?)ロム焼アプリについているんです。しかもインストールした直後はそのチェックがデフォルトでオンになっているという地雷。

 

・・・・・ なんでそんなチェック項目つけるのよ。

 

 

お手上げでした。一瞬の気の緩みで書道の達人でも使わないであろう4.5万円の文鎮の出来上がりです。 えぇ、愕然としましたよ。でも一筋の冷や汗をかきながらも「なんとかなるだろう、裏技があるさ」と必死にググり続けました。

 

カンタンに戻った!という書き込みがあればそれを真似て試したり、偶然の奇跡を祈って電源ボタンをパチパチしたり。。。 無駄でした。鉄の塊は息を吹き返しませんでした。

 

ロシア人に電話をすれば直してくれる!という書き込みの信憑性は高かったですが、いやちょっとそれは精神的にハードル高すぎるし。。。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

でもね。。。復活したんです! 鉄の塊はたたけば応答を返してくれる魔法の箱に戻ったんです。 数十年ぶりのガッツポーズしました。

 

でもね、やはり多少の代償と、ほんの少しの手間暇はかかりました。こんな小道具も買ったりしてねw

 

汗と涙のリカバリー物語は次回のお楽しみに。

 

それでは今日はこのへんで。

Audio

日本人は他国の人と比べて、よりスペックを注視する傾向があるそうですが、私もご多分に漏れずスペックヲタの端くれで「最新のSoCを採用!」とかにかなり弱いです。

 

今回購入したのはappleのAirPodsあたりからかなりメジャーになってきた完全ワイヤレスBluetoothイヤホンTWS (True Wireless Stereo)分野の恐らく最先端で、取り分け日本では手に入りにくさMaxの製品です。

 

製品はこちら、Libratone TRACK Air+ 実のところ全く知らないメーカーだったのですが、日本でもBluetoothスピーカーなどを売っているらしいです。ではなぜこの製品が最先端かというと、この製品はQualcommの最新SoCを搭載しているから。Qualcommはスナドラでお馴染みのAndroidスマホの心臓部:SoCで知られていますが、BluetoothイヤホンのSoCでもTopメーカーでAndroidスマホなどで「高音質で、無線も途切れにくいヨ!」とうたう aptXというコーデックを搭載したチップセットを提供しています。iPhone用にはACCね。

 

で、このTRACK Air+はQualcomm Bluetooth SoCの最先端中の最先端 QCC5121を世界初(自分調べw => Libratoneも明言)で採用し、aptXの上位版aptX adaptiveに対応。さらにSONY対抗(?)のアクティブノイズキャンセリングも搭載! 最新のスナドラ855搭載のスマホなどと一緒に使えば、ハイレゾクラスの高音質と途切れにくい快適さのバランス、そして少しの静寂を併せ持った、夢のような世界を提供してくれるのです(半分願望)。

 

このTrack Air+はこの春に中国、先月7月にEU市場で発売されたばかり、今の所日本から一般的に買えるルートではEU Amazonでの独占販売(?)で1~2ヶ月待ちの超人気商品となっています。 で、私はこれをAmazon.ukから購入。発売初日に購入したにもかかわらず、「ごめん、遅れちゃった。てへ。。。」というメールが後日届き、結局一ヶ月以上経った今週ようやく手に入った次第です。

 

Track Air+ 01   Track Air+ 02

 

早速装着し、東京の街を練り歩いてまいりました。いやぁー途切れない。音も悪くない。耳の収まりも丁度いい。いつものイヤホン試し聴き用アルバムHD Jazz Volume 1を聴いてもTWSらしからぬキレッキレの抑揚と余裕ある音幅が飛び込んできました。カウント・ベイシーの跳ね返るようなノリノリの演奏とジョー・ブルースの低音が両方とも気持ちよかったです。SONYやBOSE程ではなかったですがちゃんとしたノイズリダクションも搭載されていて、Libratoneのモバイルアプリ経由でNRの効き具合の調整もできました。 またそのアプリ経由のタッチボタンカスタマイズでダブルタップで外音取り入れができて、話しかけられたときなどにいちいちヘッドホンを取り外す手間がかからなくて快適でした。

 

ただこの製品Amazon.ukで購入はできるものの日本に直送はどうしてもしれくれませんでした。なので英国からの転送サービスforward2meで輸入しました。Amazonでの製品代金が£175.33(VAT込)、転送料金が最安のUPSで£40.49、計 £215.82 = 約27,800円也。。。 

奇しくもSONYの最新完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3と同じ位の値段ですね。VATは何とか免除にならないか、現在Amazonと鋭意交渉中です。

 

でもこのご時世UKからの荷物が2日もかからずに届いちゃうのね。中国からは1ヶ月もかかるのにw

 

それでは今日はこのへんで。

 

追記: すごく快適に使っているのですが、ふとandroidの開発オプションで確認できるBluetooth接続状況をみてみたら、通常のaptXでかつLow Latencyモードで接続しているみたい。家の中で目の前にスマホはある状態で。あれ今回の最大の売りのaptX adaptiveはどこいっちゃっったの??? aptX adaptiveモードに強制的にしても戻っちゃうし?