テンセントの世界市場席巻 | OldLionの備忘録

OldLionの備忘録

年老いたライオンは錆びない。狩りを続け、振る舞いは日々深みを増していく。
いつまでも自分を忘れず、狩りを忘れぬライオンでありたい。
そんなライオンになるための日進月歩。

昨日はアリババが気になったのだが、今日はその文脈でテンセントを改めてみてみた。

今日の時点でアリババが500BUSD、テンセントも同じあたりで時価総額が推移している。双頭の竜である。

 

テンセントの有名どころといえばWechatとWechat Pay、ないし傘下に入れたカカオトークかなと思っていたが、全然ゲーム業界は疎くてキャッチアップしていなかった。収益の7割がゲーム収益で、アプリ収益では世界一。単年で150BUSD挙げているのだからあんなに設備投資が必要であくせく働くトヨタもびっくりである。

 

League of LegendsのRiot Games、Clash of ClansのSupercell、そしてEpic Gamesを筆頭に、世界中のゲーム会社を買いあさり、中国はもとより世界のゲーム市場を席巻しているといっても過言でない。PCもモバイルも。パズドラのガンホ、モンストのMixiなど日本のゲーム製作会社もこぞって業務提携に動いている。

さらに、アメリカの映画製作会社WonderWomenも傘下に収め、テンセントビデオなどのハリウッド映画のコンテンツ強化を始めた。

 

まず観点としては2つあって、一つはハードの圧倒的エコシステムが構築されるとソフトの力が強くなってくること。Netflixが中国のアニメの映画版放映権を取るなどニュースがあったが、これからは中国を代表するクリエーターがうまれ、コンテンツも内製されていくことだろう。

次は、アリババとの派遣争い。ゲームとコマースという庶民の2つのお財布の入り口から入った両社は切磋琢磨しながらどんどん投資合戦を繰り広げている。このままだとモビリティやエンタメコンテンツ領域、そしてFintechと、庶民の生活に欠かせないものになってくるはず。

 

日本はアジアのエコシステムに入り損ねたことで、次の一手も、そして以前の一手も使えない状況に追い込まれている。

米国のサービスに近づこうとしている間に、アジアを忘れていたとしか思えない状況だが、これが日本の最大の失敗であると断言せざるを得ない。

 

https://chanime.net/baozou-movie-next-gen

https://www.techinasia.com/wechat-first-look-ar-platform

https://www.techinasia.com/2017-tencent-investments

https://jp.techcrunch.com/2017/03/08/app-annie-awards/

https://www.techinasia.com/wechat-woman-entertainment-tencents-empire

https://www.techinasia.com/tencent-gaming-world

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-18/P2QOTB6JIJUQ01

https://forbesjapan.com/articles/detail/20492

https://moneyforward.com/media/career/30536/2/

https://jp.techcrunch.com/2017/03/08/app-annie-awards/