教育長人事に不同意 理由は不明瞭 市民不在の議会裏で子供たちが被害 | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

3月議会の最終日、教育長の任期満了に伴う教育長人事が不同意となりました。

 

賛成は共産党4人、2人が退出、11名が反対です。

 

私は議場で質疑や討論を聞いていましたが、なぜ「反対」されたのかが、まったくわかりません。当然市民にもわかりません。

 

私たちも、人事に反対したことはあります。例えば非民主的に育鵬社の教科書採択をされた教育委員の再任時です。当然なぜその人が相応しくないのかを討論で述べて反対しています。

 

人事の賛否は、実績に対して行われるべきです。今回のように行政経験が無い人に反対がある場合は、その人の経歴など相応しくない事実表明して反対するのが、議員としての市民に対する責務です。ただし人物の経歴に対する批判です。どうしてもやりにくい場合は退出するべきです。

 

しかし、今回反対された11人の議員さんは、人物は問題ないといっています。ちなみに、大阪維新の会は黙って反対なので、何もわかりません。

 

反対の理由は「事前の調整が不十分で議会軽視」「二転三転したことが、信用できない」と述べておられました。

 

そもそも、人事案件は市長の専決事項であり、私たちはこれまで調整を受けたことはありません。今回も当局から、この方にしますと説明を受けました。説明の場で初めて経歴をお聞きし、反対する理由はないと思いました。

 

私は幹事長ですので、当局から事前説明受けます。本会議での質疑のとおり、確かに直前に二転三転しました。しかしそれは、反対する会派があるので、何とか収めようと市長部局が調整にがんばったからではないでしょうか?私は説明を受けそう感じました。

 

問題は、二転三転する一番最初に、なぜ反対なのかを反対した人たちは一切語りません。裏で暗躍している方がおられるのかもしれません。市長のフェイスブックを見ると、「政治的カード」との言葉が出てきます。市長が言う通り、子どもたちがまったく不在です。議会裏で駆け引きの道具として、人事案件を利用することは民主主義と相反する行為です。

 

1週間ほどで議会の録画中継のページに動画がUPされるので、是非ともご覧いただければと思います。なぜ反対されているのか、市民が理解が出来るものではなく、政治的駆け引きに教育長人事が利用されていることが推察できると思います。

 

主権者は市民です。市民不在の「議会裏の駆け引きで政治をする」古い体質を、ほんとに変えなければ、市民の願いは届きません。市長を応援しながら、市民のみなさんとご一緒にがんばります。