「問題の先送り」にメス 指定管理を根本的に見直し! 市政の転換その① | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

 前市政に審判が下った大きな原因の一つが「不祥事を起こしても反省もしない。責任も取らない」でした。

 

 前市長の責任については市長選挙を通じて市民から審判を受け、(失職)責任を取らされました。

 

 指定管理者制度について、新市政に問われているのは、前市政が行ったような、今後どうやって指定管理者に責任を負わすのかなどといったリスク管理論の反省ではありません。


 くろまろの郷事件では「レストラン事業が市の事業として必要なのか」「指定管理に事業の核心部分『農の振興』を出す是非」「指定管理料が安すぎないか」などを十分に議論すべきでした。
 フォレスト三日市事件では「なぜ共益費の滞納が繰り返された時点で契約の解除に踏み切れなかったのか」「経営不振になる原因」「大師の体育館で同等のジムもある中で、本事業の必要性の是非」などの議論が必要でした。しかし、いずれもトカゲのしっぽ切りのように事業者を替えて問題の沈静化が図られました。


 事件に共通することは、「事件が起って取り繕うとして問題を大きくした」「1度始めたことが止められない」一言で言うと「問題の先送り」です。

 

今議会へ当局は指定管理について、4月から現在指定管理に出している業務も含めて

①指定管理に馴染むのかどうか。

②指定管理と言う方法論が良いのかどうか。

③そもそも将来にわたって市がすすめて行くに当たってその事業は拡大していくべきなのか、現状維持なのか、縮小していくべきなのか。

④実施方法が指定管理で良いのか、あるいは直営が良いのか、または直営でやりながら一部を指定管理や委託するという方法が良いのか。

根本的に再検討していく。

と答えました。

 

これは画期的な改革です!

ある意味でどこの「お役所」でも抱えている「問題の先送り」に手をつける。しかも現行の指定管理も含めてですから、「お役所」としては大きな決断とだと高く評価しています。

 

 

現在の指定管理者一覧です。