お隣の大阪狭山市は9月議会で「子どもの医療費助成を4月から中学3年まで拡大する」と市長が約束しました。富田林市はすでに中3までやっています。
日本共産党は中3までの拡充を求めましたが
河内長野市長はこの9月議会でも「やる」と明言しませんでした。
また保育所を巡る問題では、「子ども子育て新制度」の関係で保育料が値上げになる可能性があります。この問題に対しても、「値上げはしない」と明言しませんでした。
それどころか、「保育士配置基準の削減」「公立保育所の延長保育料の値上げ」「公立保育所の給食の外部委託」など、更なる児童福祉の後退を計画しています。
ほんとうに許されません。
また市は「お金が無い」などと言っています。
そんなことはありません。
近隣市と比べても河内長野市は子育てにお金を使っていないのです。
一般会計に占める児童福祉費の割合 ←ココを見て下さい
市には「お金が無い」のではなくて、「子どもにお金を使う気が無い」のです。
一方で昨年「ふるさと農道」 に使ったお金は7600万円
これだけあれば、どれだけ福祉の増進ができるでしょう。
生活保護費横領事件があり、第三者委員会の答申 の最後はこうくくられています。
「当委員会は、河内長野市が、市民の様々な要望をくみとり、市民の福祉の向上にさらに一層邁進することを願ってやまない」
まさにその通りです。