ヘッドホンアンプ自作 リベンジ ④ 改 復活 | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

電子工作ネタです~




ひそかに再リベンジ、ミニワッター2号機の製作を進めておりました。


トランス→バランス反転入力→3段ダイアモンドバッファの構成


ほぼペルケ


3段ダイアモンドバッファの構成


メイン基盤(バイアス調整VR・帰還抵抗・定電流など配置)




3段ダイアモンドバッファ部(熱接合)





裏(発信防止に0.1uデカップリング)



電源部にアースポスト



秋月とMINMAX、様様





USB-DAC







音だし実験


・・・・・うーん想像していた音(繊細な部分)が出ません。


初段を2SK170から2SK117に交換したり、イロイロ試してみます。


RL=4.3K/2mA


としていたものを


RL=2.7K/3mA


とし裸ゲインを落としてでも、FETの直線性の良い部分を使う作戦で、思っていた音に近づきました。


ならばVCCを50Vぐらいまで上げて数10KΩの負荷をかけようかと思いましたが、余りにやりすぎ感があります。

繊細さが無い原因が、初段の非直線性と仮定すれば、この構成では初段の非直線性を正す手段が負帰還しかありません。突き詰めてこの問題を考えていくと、±両方の信号を扱うべし。となります。




・・・この構成では裸ゲインが大きすぎ、負帰還が大変です。




やはりこれか。


と思ったところで、前回のリベンジアンプはなぜダメ(繊細さが無い)なのか?となりました。


前回その①


前回その②


前回その③



いよいよ本題です


WⅱUカラオケ・モニター用に成り下がっていたアンプを再度、工作部屋へ戻しまず視聴。


~前よりエージングが進んだのか良くなってます。


その③で電源部の切り離しはやっているのですが、再度本格的に取り組みます。


とりあえず転がっている7805で実験


おお!いいじゃないか!求めていたのはこの繊細さよ!


ということで本格的にリフォームに取り組みます。




+電源部




-電源部


そして帰還抵抗を


4.7k:1. 2kに変更


デカップリングコンデンサー3300u追加で倍増


DC-DCコンバータにヒートシンク


7805×2を秋月、超高効率DC-DCに





最後に、私は声が大きいので


自分の声をモニターするときは、とてもパワーがいります。


仕事で録音するとき(WiiUカラオケを楽しむとき)のために


アッテネータースイッチを追加しました。







かなり良くなりました(≡^∇^≡)。


今まで聞こえなかった音も聞こえます。


コンデンサーの増量をしておいてなんなんですが、、前々作 と比べると、イケイケ度が強く、特に低音がイケイケで聞き疲れがします。


作りかけた2号機(3段ダイアモンドバッファ)も同じ傾向にありました。どうもこのキャラクターは2SC5171のものかと思われます。


それと、音源を選ぶようになってきました。Youtubeとかmp3とかが聞けなくなってきました。アンプとしての性能は、上がったとは思いますが、使い勝手が気軽ではありません。

レーシングカーでコンビニに行くのは大変です。


いずれにしてもアンプの回路構成でここまで音が変わるのか~


スピーカー にも感謝ですが、奥が深いです。


2号機はここまで作ったけど、


再度、設計からやり直します。


リベンジは復活で完とします。