来春の選挙に向け
夜な夜な、マイクアンプを自作しました。
6月議会前に作り始めたのですが
うまくいかず放置していたのを再開
実は議会前になると
なぜか趣味熱が上がります
テスト前になると、ほかのことが気になる学生と同じです
(・・。)ゞ
気分転換です!
以下はマニアにしか解からない内容なので読み飛ばしてください
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基本構想はシンプル・イズ・ベスト
FET-ハイポーラの2段差動、反転入力
当初はコンデンサー出力で極めてシンプルに作ったのですが
ドリフトが激しく
2SA1360の発熱も大きい(PC114mW)
改善1
とりあえず2段目のみ熱結合
それでも止まらず、時間が経つと5Vぐらい出ます。
ここで一旦放置。
3ヶ月経過・・・再開
改善2
仕方なくDCサーボに頼ることに・・・
どうせバランスのDCサーボを導入するなら
バイアスにも導入しコンデンサーを消去しました
あと2SA1360の負荷が重くなるけど
電圧は落とさずオープンループゲインUpで
(めんどくさいだけ)
3.3k→5.6Kに変更(PC53mW)
DC安定はバッチリ・・・当たり前
最終の回路図は
図上で2SK117は実際2SK43です。LTspiceのモデルが無い!
改善3-1
電源投入時にオフセット電圧がかなり出て
落ち着くまでに15秒ほどかかるので
(バイアス用DCサーボのAC帰還が10uだから)
R22の値とR21微調整VRの追加で
バイアス制御用のDCサーボ出力を0Vに調整できるように改善
改善3-2
音に曇りアリだったので
帰還抵抗の見直しと、抵抗をタクマンREY(36円)にランクUP
1.2k:1.2k:47k:VR1k
を
820:5.4k:6.8k:VR500
に変更
おお!クリアーになりました。
ただ500Ω2連は入手難です。
ほぼ満足のいく安定性と音質になったので
回路は完成としました。
周波数特性は測定機器が無いので分かりません
シュミレーション結果は
ただ電源DC-DCを秋月1W(370円)とケチったので
85%ぐらいの駆動、発熱がかなりありマス
ヒートシンクを貼り付けていますが
長時間使用に不安があり。
データシート上ではいけそうなので、今後の変更は迷っています。
「安物買いの銭うしない」は毎度のことです。
とりあえず古服を着せました。
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珍しく手直し回数は3回で
最後まで完成しました。
シンプル設計のおかげ
失敗→手直し5回、6回→ジャンク箱入りは数えられません。
部品のランクアップは完成後が教訓です。
それとラグ板は手直ししやすいです。