こんにちは。多聞です。

 

どうでしょう、

 

自分自身をすべて

委ねてみたことがありますか。

 

今日は、私自身が人生に

行き詰まりを感じていた頃に知った、

「委ねること」について

お話ししたいと思います。

 

 

突然、身のまわりの

環境が大きく変わり、

これからどうすればよいのか

分からなくなったことも

あるのではないでしょうか。

 

 

ただ人生の分かれ道に

立っているだけなら、

二つの道のうち、

どちらか一つを選ぶことができます。

 

もちろん、それぞれのメリットと

デメリットを考える必要はありますが、

それでも自分でどちらかを

選ぶことはできます。

 

しかし、ときには、

そのような選択肢さえ

見つからないことがあります。

 

私自身の経験を振り返ってみると、

以前勤めていた会社が突然廃業し、

仕事を辞めることになったときが、

まさにそうでした。

 

それまで毎日、当たり前のように

続けていた仕事が突然なくなり、

これから何をして

生きていけばよいのか分からず、

途方に暮れたことを覚えています。

 

まるで八方ふさがりに

なったような出来事に直面すると、

私たちの心には、このような思いが浮かびます。

 

  • 「息が詰まりそうなほど苦しい」
  • 「どこにも答えが見つからず、
     心に大きな石を背負っているように重い」
  • 「この状況から逃げて、
     どこか遠くへ行ってしまいたい」

そして、自分の手を取って、

「こちらへ行けばいい」

「これをすればいい」

と教えてくれる誰かが現れることを

願うこともあります。

 

 

誰もが、

そのような行き詰まった

状況をどうにか切り開こうと、

懸命に努力します。

 

運よく新しい機会に恵まれ、

状況がよい方向へと変わることもあります。

 

けれど、自分にできることを

すべて試しても、

何の手応えも得られないときもあります。

 

そのようなとき、
私たちはどうすればよいのでしょうか。

 

そんなときこそ、

最初にお話しした

「委ねること」が必要になります。

 

 

  「委ねること」とは?

 

ここでいう「委ねる」とは、

どのようなことなのでしょうか。

 

委ねるというと、

自分を放置し、

現実を諦めて、

何もしないことだと

受け取られるかもしれません。

 

ここでお伝えしたいのは、

そのような意味ではありません。

 

自分にできることはきちんと行う。

ただし、その結果まで

すぐに自分の思いどおりに

しようとする心を、

いったん手放すということです。

 

私が考える「委ねること」とは、

自分自身を自分の魂に委ねることです。

 

今の自分にはまだ分からない、

より深い知恵や大きな流れに身を委ね、

物事がすぐに思いどおりに

ならないからといって、焦らないことです。

 

心の中にこれ以上、

不安の渦を巻き起こすのをやめて、

 

「私はきっと、

 自分にとって最もよい方向へ進んでいく」

 

と信じて、自分を委ねるのです。

 

私たちの心は、

思うようには動いてくれません。

 

そのため、委ねようと思っても、

言葉でいうほど簡単なことではありません。

 

まずは、目の前の現実に心のすべてを

のみ込まれないことが大切です。

 

今起きていることを、

人生の一つの過程として受け止めてみるのです。

 

そうすると、現実に奪われていた心が、

少しずつ自分のもとへ戻ってきます。

 

そして、自分自身に、

次のように語りかけてみてください。

 

「私の魂は私を正しい方向へ導いてくれる。」

 

静かに目を閉じて、

この言葉を何度か心の中で

繰り返してもよいでしょう。

 

そして、今の自分にできる、

最も小さなことから

探してみてください。

 

自分の魂が導いてくれると信じながら、

今できることだけに心を

向けて過ごすことが大切です。

 

いつまでも嵐が続くように見えた空が、

やがて青空へと変わっていくように、

今は見えない道も、

少しずつ姿を現すときが訪れます。

 

今日は、「委ねること」について

書いてみました。

 

この感覚は、

実際にそのような状況を

経験してみなければ、

なかなか理解しにくいものかもしれません。

 

それでも、いつかこの文章が、

あなたの助けとなる日が

来ることを願っています。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。