仏教賛歌 | dai4bunkuのブログ

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仏 教 賛 歌

 もしもに備えての爺さんの覚悟~

 爺様は、過去には何回も親戚や同僚・知人等の葬儀に出席しているが、1回だけ、お坊様が赤ペラで、哀しい別れの歌を朗々と歌ってくれた記憶がある。

 

 己は音痴のくせに、なんという素晴らしい別れの歌かと思ったが、体験したのは1回だけである。

 

 「いい歌だな」と思いを強くし、友との別れを惜しんだ。

 

 「みほとけに~いだかれて~」の記憶をたどってみた。

 

☆ ☆ ☆

 

 若い頃、当時の部下の父君の葬儀でアコーデオン演奏で「ふるさと」

        ~うさぎ追いしかの山~

の演奏を奏でて葬送したときには参列者一同、ハンカチを眼がしらに。

 

古郷(ふるさと)

作詞者:高野辰之
作曲者:岡野貞一

 

うさぎ追いし かの山
小鮒つりし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷

いかにいます 父母
恙なしや 友がき
雨に風に つけても
思いいずる 故郷

こころざしを 果たして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

 

☆ ☆ ☆

 

 聴いていて「ああ、こんなじ~んとくる演出もあるのだな」と思った以来であった。

 

 仏教賛歌のなかに、この歌を見つけたので紹介しよう。

 

 「みほとけにいだかれて」 この曲は、今は亡き故人を偲ぶ追悼の歌で、お亡くなりになって、この世からいなくなる寂しさはあるけれど、私どもを見守って下さる仏様となられたその尊さを歌われております。

 

「みほとけにいだかれて」

一、みほとけに いだかれて

  きみゆきぬ 西の岸

  なつかしき おもかげも

  きえはてし 悲しさよ

 

二、みほとけに いだかれて

  きみゆきぬ 慈悲の国

  みすくいを 身にかけて

  しめします かしこさよ

 

三、みほとけに いだかれて

  きみゆきぬ 花の里

  つきせざる たのしみに

  笑みたもう うれしさよ

 

四、みほとけに いだかれて

  きみゆきぬ 宝楼閣(たまのいえ)

  うつくしき みほとけと

  なりましし とうとさよ

 

 

      

 

 

爺様:

 歌詞をなぞっていると自然と心の中に曲のメロディーが流れてくる。悲しみと御仏への思いが沸々とわいてきて、若くして逝った友を思い出した。

 

☆ ☆ ☆ 

 さて、札幌祭りも終わった。神輿渡御に追従した、我が地区の「加藤清正」山車の60名の皆さん、大変お疲れさまでした。

 途中、雨に当たって大変だったと思います。

夏風邪などひかないように、十分休養してください。

 ジンクスがある「三吉さん」の祭りが晴れれば、「札幌祭り」の日は、雨が降る。

 的中した。

 

☆ ☆

爺さんの女房は、19日、肝細胞がんの4回目の入院手術である。

 退院したら、上富良野町に住む次男夫婦に同行してもらい、遠軽町にある亡兄夫婦と爺さんの両親等の眠る墓参りと、樺太引揚後の幼いころ、遊んだ湧別町芭露、計呂地、遠軽町の願望岩等を巡り、存命の爺さんの二人の姉(旭川・岩見沢)、女房の兄、姉(南幌町・栗山町)等の顔を見に行くことを計画中である。

 

 我先に、我先にと、あの世とやらに向かう気はないが、半ば女房の「今生の別れ」の挨拶と、もしもの時の「葬儀は、家族葬で!」の了承を得るためである。

 葬儀は、執行する方も大変であるが、参列する方も大変である。みな、80代の高齢で、歩くのがようやくと言うし、介護施設に入所中もいる。甥・姪はいるが、みな大きくなってそれぞれ独立しており、爺さんや、女房の葬儀に来てもらうのは、心苦しい。

 

 家族葬では、アコーディオンか、バイオリン演奏による上記の歌2曲を流してもらい、静かに葬送したいと思っている。

 

 

 

合掌