女房殿 肝細胞癌 4回目手術 | dai4bunkuのブログ

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女房殿 肝細胞癌 4回目手術

 女房殿については、国立病院機構北海道がんセンターで治療継続中である。

 3回目までの治療は、

 

 肝動脈化学塞栓療法(TACE)

 がんに栄養を送っている血管の血流をせき止めて(塞栓)、がんを死滅させる方法です。
血管造影しながらカテーテルの先端を肝動脈まで挿入し、細胞障害性抗がん剤(以下、抗がん剤)とがんに取り込まれやすい油性造影剤(リピオドール)を混ぜて注入し、その後、塞栓物質を注入します。肝動脈を詰まらせることでがんへの血流を減らし、抗がん薬によりがん細胞の増殖を抑えます。

     

 女房殿に認知症と糖尿病があることから、担当ドクターの勧めで、この療法を行ってきた。

 

 爺さんは、当初から穿刺局所療法のラジオ波療法を希望したが、術中「息を止めて」ができない恐れがあるというので、上記の肝動脈化学塞栓療法(TACE)を行ってきた。

 

 4月に、消化器内科の担当医が変更になった。

 CT検査を兼ねて、「息止め」の訓練をしたら、大丈夫だという。

  

 6月中旬、入院。手術が決まった。これまでは、3センチ大に増殖した1か所のみの治療であった。

 

 今回のCT検査でほかに、もう1個小さいがんがあり、増殖し2センチ大という。1回の手術では、「息止め」が続かないので、2回に分けて

ラジオ波熱凝固療法(RFA)手術をするという。

 

ラジオ波熱凝固療法(RFA)

超音波ガイド下またはCTガイド下、腹腔鏡下、開腹下に電極針を腫瘍部に到達させ、ラジオ波を照射することで、腫瘍部を焼灼壊死させる。
●電極が熊手状に広がり、1回の照射で焼ける範囲が広い。

 

 

 

 女房殿は、「入院したくない」と、言っていたが、医師の説明に納得し、入院に同意した。

 

 しかし、この術式にも、デメリットがある。がん部位以外にも、いわゆる火傷が起こることである。また、胆のうが近いので、穿刺の時に、ずれると胆のうに触れたり、胆汁がこぼれる危険もあり、また、腹腔内出血をすることもあるので、開腹はしないものの、簡単ではないようだ。

 通常、4~5日の入院で退院できるという。

 

☆ ☆

爺さん:”医は意なり”という言葉があるが、”医は金なり”と思う。

カンフアレンスで入院予約の項で、ドクター曰く「個室にしませんか」爺さん「年金暮らしで食べるので精一杯、なんとか生きています。」

「4人部屋でいいです。

「わかりました。」

ドクターの説明が終わり、今度は「入院予約室」に行くようにと言われた。

 

 もう、4回目でもあるが、資料を”どっさり” 最初に「入院時使用パジャマの借用申込書」

次、

 

 「入院の部屋、個室にしませんか?」ドクターと同じことを言う。

 個室にする気はないが、「個室料金はどのくらいしますか?」

 「6,000円台~30,000円台位の間で、部屋の構造によります。」

 

爺さん:「個室に入って養生すれば、がんが、寛解(かんかい)しますかね?」「年金暮らしで、食べて生きていくだけで、首が回りません。後期高齢者医療費も上がるしね、入院も、1円玉貯金の貯金箱を開けないと払えないので、がんより金が怖い」

 「個室に入院する人、少ないんでしょう?」

 

担当者:わかりました。それでは、入院までに書類に書いて持ってきてください。

爺さん:4回目の入院ですよ。前の書類と同じなんですが。

担当者:前の入院は、3月でした。今回は6月、3か月以上過ぎているので、書いてきてくださ

    い。

  ※入院申込書、保証人・連帯保証人、連絡先、住所、氏名、入院歴・手術歴

   服用中の薬・介護認定のケアーマネージャーの連絡先、身体障がい者認定状況

   日常生活での睡眠・食事・排泄等の状況等々

 

”ときは金なり” 自宅に戻ってすぐ記載した。・・・・忘れないうちに。年は取りたくない。

ついつい、”へそ曲がり”質問というか、グチをこぼしてしまう。・・・反省しよう。