にわとりの日
爺様 昭和23年、両親・家族ともどもが樺太から北海道に引き上げ後、小学校3年まで湧別町芭露地区で育った。
両親は生きる手段として、木工場で働き、仕事が終わってから、農家の人から借りた小さな畑を耕し必死で働いた。
社宅の周りで、にわとり2・3羽を放し飼いしていた。ロックという種類だった。なついて、ついて歩く。迎えに来る。可愛いやつだった。ある年の正月、そのにわとりが見えない。
年越しの晩に家族の腹に入ったと聞かされた。そんな悲しい思い出もある。
今は、大量飼育の時代。それでも上の写真にあるように地飼いなら良いが、ほとんどがゲージ飼いである。
にわとりは、大昔から日本で飼育されてきた。中段の日本画は伊藤若冲の鳥絵図である。
上段のひよこは、卵の中で21日間で生まれてくる。
日常生活の中で、玉子と鶏肉は無くてはならない食料である。
感謝しましょう。