不快感をきちんと伝えたい | 生きづらさの末に摂食障害になった主婦の回復記録

生きづらさの末に摂食障害になった主婦の回復記録

二児の母の日常を記録していきます。

自己肯定感が低く、自己卑下を得意として生きてきた私。


相手に不快な対応をされても、それを伝えるなんて無理でした。

伝えようなんて思ったことすら無かったし。


相手に嫌な態度をとられたら、自分が全て悪いって思ってビクビク。


私が何か変なこと言った?さっきの私のあいづちが悪かった?昨日の挨拶が悪かった?ってエンドレス反省会。


そういう生きづらさも摂食障害になった原因だと今はわかるのですが

わかったからって、直せるわけではない。


ただ、きちんと食べるようになり確実に変わったのは、不快だと相手に示せる場合も出てきたということ。


まだまだ毎回ではないですか。


美容院にて、長くお付き合いしている仲良しの美容師さんとの出来事。


ヘアケアの新商品が出ると紹介してくれて試供品をくれるので、家で実際に使ってから次回購入するというのが何年も続くパターンでした。


今回も紹介されたので私は

「家で試してから良ければ次回買いますね」と言いました。


そうしたら美容師さん

「あ、試供品要りますか。探してみます」とちょっと面倒くさそうな返事。


(そういう些細な感情、読みとっちゃうんですよね私。)


いつも美容師さんのほうから『ヘアケア用品は実際に家で数日試さないとわからない』っていうスタンスなのに


なにこの、私が面倒くさい客みたいな雰囲気?!ってカチンときたんですよね。


5分くらいもやもや。

いや、やっぱり私は何も間違ってない。いつも通りのことをしただけ。

このまま我慢するのは自分を大事にしていないことになる、と思い美容師さんに話しかけました。


「やっぱり試供品、要らないです。とてもお忙しそうだから無理に探していただかなくても結構です」と伝えました。


美容師さん、しっかり気づいたみたいで。

自分の対応が私をカチンとさせたこと。


慌てて言い訳し始めた美容師さん。

「試供品すぐに見つかりましたから、お持ち帰りください」って持ってきました。


これからもずっと付き合っていきたい相手に不快感を伝えること、以前は絶対にできなかった。


きちんと体に栄養を与えることで頭もきちんと機能するようになり

『全部私が悪い』『私は我慢して当たり前』の思考癖に疑問を持てるようになりました。