雪男(日本酒)ステッカーと北越雪譜 | 順其自然

順其自然

興味があるのは新しい時代の子育て・教育、中医学、資産運用などなど。趣味はスキー。釣りもやりたい。本業は中国語翻訳(雇われ)。海外からの留学生のホストファミリー経験あり。自由な人生を追求してます。

今年の2月、舞子スキー場のゴンドラ乗り場で見つけたお酒のラベルの雪男。行李の代わりにスノボ背負ってる♪

あの日は2月とは思えない暖かさだった。天気良かったけど雪がべしょ気味でした。
石打丸山(こっちは4月かな?ナイター滑りに行った)ではスキー板担いでた。


有名な話で恐縮ですが…
江戸時代後期、南魚沼の裕福な反物商人鈴木牧之が、江戸の人達が雪国のことを全く知らないので書いたという『北越雪譜』。厳しい冬とそれを乗り切る工夫、恐ろしい雪崩や吹雪で遭難した話、雪の結晶の絵(←すごく可愛い。
{8D747054-B541-48FB-A5CB-6D13B53E7776:01}

この雪の結晶柄の布あったら欲しい。)など雪国の自然、文化風俗などが生き生きと書かれています(後日、図書館で現代語訳借りました♪)。当時の江戸の人は、屋根まで雪が積もるなんてウッソ~って感じだったらしい。そりゃ本も書きたくなるわ。
雪男はこの本に出てくる妖怪?というか生き物で、雪の日、山中で旅人がおにぎりを雪男にあげると、荷物を担いで道案内をしてくれた、という話。

鈴木牧之さんの次男はこのお酒を作っている青木酒造の七代目でしたし、牧之さんはここの看板的存在のお酒「鶴齢」の名付け親でもありました。それが今でも作られてて人気のお酒だなんて、すごいですね。18世紀ですよ。

可愛すぎて旦那さんがステッカー買ってくれて、一つ板に貼った。ある日、リフトで隣に座ったお兄さんの板にも貼ってあった。お互い気付いてたけど、会話するまでには至りませんでした(//∇//)