ミドルズブラのホーム、リバーサイド・スタジアムで行われた
ミドルズブラ(12位) VS チェルシー(1位)
■注目ポイント
・ミドルズブラのFWミドの気迫のこもったプレー
・ケガ人続出のチェルシーのスターティングメンバーはどうでしょうか…
■試合分析
ホームのミドルズブラはFWワントップにミドを置き、右サイドに本来FWのアリアディエール、左にダウニングとアダム・ジョンソンがかぶるような形で、完全にチェルシーに合わせてしまったフォーメーションでした。
一方のチェルシーは前線にアネルカ、カルー、マルダを並べ、中盤にランパード、ベレッチ、ミケルを配置するという形です。
この試合デコが久々にベンチに入り、出場がきたいされます。
ジョー・コールやドログバは代表戦でケガをしたということでベンチにも入りませんでした。
更にGKのツェフも負傷のためメンバーから外れ、この試合ゴールマウスを任されたのはクディチーニでした。
試合は前半立ち上がりは両チームともおとなしく、ホームのミドルズブラはどこか気の抜けているような印象さえ受けました。
チェルシーはケガ人が多く、毎回メンバーを替えて試合に臨んでいますが、やはりどの選手が出てもレベルが高いものを感じます。
ランパードとミケルが中盤をしっかりと支えているため、チェルシーらしい安定した立ち上がりを見せていました。
前線ではジョー・コールがいない分少しアグレッシブさに欠けていましたが、個人的にはマルダとカルーの似たものコンビが仕掛けるサイド攻撃は面白いと思いました。
ミドルズブラはロングボールをミドに入れてからの攻撃を試みていましたが、ミドが競った後のボールをサポートする選手がいなかったため攻撃に繋がることはありませんでした。
左サイドのダウニングは全盛期のドリブルとクロスは影を潜め、全くと言っていいほど試合に参加していなかったと思います。
この試合右サイドに置かれたアリアディエールも本来のポジションではないということもあり、その実力を十分に発揮できません。
現在故障中のトゥンジャイがいなのはチームにとって大打撃のようです。
ミドルズブラがもたもたしている間にペースはすっかりチェルシーへと傾き、14分にはベレッチのシュートがDFに当たってリフレクションしたところに、カルーがきっちりとつめて先制点をあげます。
その後は前半が終わるまで終始チェルシーペースで進み、ミドルズブラが前半1点しか取られなかったのが奇跡のようでした。
後半が始まってもシャキッとしないミドルズブラに対し、チェルシーの攻撃陣が牙をむきます。
51分にベレッチが目の覚めるような見事なロングシュートをゴールへ突き刺し2点目を奪うと、53分には中盤からのロングボールをマルダが落として、最後はカルーが決め3点目をあげます。
更にその10分後、カルーとアネルカがパスワークで崩し、ランパードが中央へ上がってきたところへふんわりとしたラストパス。
これをランパードがダイビングヘッドの様な形で頭で押し込んで4点目をあげると、最後は67分にアネルカが強烈なシュートを放ち、GKが処理しきれなかったところをマルダがつめて5点目をゲットします。
ミドルズブラはこの間全くの無抵抗で、サポーターの何人かはスタジアムを去ってしまいました。
ミドが必死で体を張ってチェルシーゴールへ襲いかかりますが、やはり彼一人だけが頑張っても得点は取れませんでした。
チェルシーは73分余裕の交代で、ランパードに替えてデコを入れます。
デコは久々の登場でコンディション的には100%ではないようでしたが、2度ほど見事なキラーパスを出し、短い時間でもそのサッカーセンスを垣間見せました。
結局最初から最後までチェルシー優位で試合が終了し、チェルシーは首位をがっちりキープしました。
ミドルズブラはホームで無惨な試合ぶりをみせ、この先不安です。
守備陣の崩壊に加え、攻撃陣の不振となればもうどうすることもできません…
■結果
ミドルズブラ 0 - 5 チェルシー ![]()
得点者 14分、53分 カルー
51分 ベレッチ
63分 ランパード
65分 マルダ