シン・ゴジラ 感想 (ネタバレ) | しーまんのブログ

しーまんのブログ

ブログの説明を入力します。

シン・ゴジラ

スタッフ
総監督  庵野秀明
監督   樋口真嗣
准監督  尾上克郎
脚本   庵野秀明
特技監督 樋口真嗣

キャスト
長谷川博己 矢口蘭堂(内閣官房副長官・政務担当)
竹野内豊 赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官・国家安全保障担当)
石原さとみ カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)
高良健吾 志村祐介(内閣官房副長官秘書官[防衛省])
大杉漣 大河内清次(内閣総理大臣)
(以上映画.com
あらすじ
ゴジラ現れてアーどうしよう。

すいません

あらすじ
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。
(以上シネマトゥデイ

↓予告編


正直、ゴジラに対してそんなに思い入れないし
庵野監督のエヴァも観てないしで全然期待してなかったんですよ....

まぁ特撮好きだし観に行くかってことで見てきたんすよ


意外と面白かった∑(゚Д゚)

でもそんな好きではない┐( ̄ヘ ̄)┌って感じですね笑
なんで好きじゃないかは後ほど…


だけども日本でもこの類いの映画まだ出来るじゃんすげぇぇぇとは思いました。
ギレルモ・デル・トロとか観たら大興奮するのでしょうね。



今回誰が観ても分かるように「日本vsゴジラ」って感じなので

日本政府の長ったらしい会話や会議等の会話劇が多いです。


僕は本来会話劇が超苦手なんです。
それでも暇しなかったのは
庵野監督自信の編集や演出がいちいち上手かったからです。

観た人は分かると思いますけどけど
そっから撮ります!?ってカメラワークとか、誰が誰の事言ってるか上手く分かるような面白い編集が盛りだくさんで超良かったですね。
正直こんな事までする必要ある?って演出もありましたけどそこが面白かったですね。
(受話器からみたアングル、パソコンの画面からみたアングルとかね笑)

それと凄い好感を持てたのはゴジラが超初っぱなから出現する事!!!

しかも、超きもちわりぃ( ̄□ ̄;)w(実際はもっと気持ち悪いので玩具で...)

最初トンネルが崩落しての様なものがシャァァァァって流れて何!?
ってなるんだけど
そーいうことですか。ってなりますよね笑
それが、まあ気持ち悪いし怖いんすよ…(本当に怖かった)
あの不器用な歩き方というか前進の仕方がたまらん。

その前にまず海に出現するんですけど、
なんだなんだって流れにもちろんなりますが
そこで巨大生物を疑うものと疑わないものがいます。そこら辺の下りも王道というか良かったですね。もっとやってくれって感じ笑
あそこで信じてなかった者が「やべ、本当だった( ̄ー ̄;」って顔するのたまんないですよね〜

そんで進化やらなんやらがあり、遂に待ち望んだ姿のゴジラが出現した時の盛り上がりが半端ない

特撮好きからしたら、ここは黙ってられない(w_-;

ゴジラに関しては着ぐるみっぽいけどモーションキャプチャーを使ったCGだったりといろいろ細部にこだわってるみたいですね。
野村萬斎がゴジラをやっているだけあって歩き方とか凄い良かったです。

けども、ワンシーンだけ動き方がもろに野村萬斎にしか見えないシーンがあったと思ったの僕だけでしょうか?笑

あとですね、これを言ったらファンに怒られるかもですが、尻尾が頭上を通過するシーン。

巨大なウ◯コが通過したようにしか見えなかったです。笑

そんでそんで、僕的に一番複雑に盛り上がるシーン破壊光線ですよ。
正直僕はこれがみたくて金払いました。笑
因に2014年ギャレスエドワーズのゴジラは破壊光線最高でしたw

あと、エリザベス・オルセン

はい。笑

話戻りますが
ブィンブィンブインと徐々に光っていきハイっ

ゲロ発射ぁぁぁみたいなね

本当にゲロみたいだったんだけどかっこ良かったと思います。

今回のも、おおおおおキタぁぁぁぁみたいな感じで盛り上がるんだけど
僕たちが住んでる日本がもろに破滅して行くから
キタぁぁぁぁぁぁけど、なんかかなしいぃぃってなりました。
ただ、背中から発するのはちょっとどうかと思ったのと、そっから出たら利便性良すぎだろって思いました笑
あと、尻尾ね笑
お前完全にホースだろそれ...





ゴジラの事しか語ってないですけど他にも良い所はあります。

俳優陣。
これ何で言ってたか忘れたけど、ゴジラの撮影期間中日本から俳優が消えたと言われるぐらい実力派俳優が集結していました。

齋藤工ちょい役なんだけどすげー楽しそうに演じてるように感じましたw
ちょっとした役柄でもそこそこ名の知れた俳優を使ってたしね。

今回会議が多いけど、実際の会議って凄い早口なんだそうです。(そんなことないって言う人もいる)
という事で監督からは遅く話してるシーンは全カットすると伝えられた状態で皆さん演技していて、緊迫感出ていたと思います。
石原さとみ……. 目をつぶりましょうw

(ハンジが良かったのと英語が話せるからのキャスティングだと思います。....多分。)




政治。
現代日本にゴジラが現れたらどうなるかがリアルでよく分かりました。
日本は日本らしい動き方、解決策を考えますけど、アメリカは実にアメリカらしい解決策を出してきますからね…
放射線の話とか福島出身なので他人事じゃないですからね。
ホットスポットとか久しぶりに聞いたし。
結局人類は便利だ便利だと言って作り出した物に支配されたり悩まされたりするんですよね。
ゴジラだってフィクションですが核が作り出した生物という事で結局人類が生み出した物だから同じ事が言えると思います。

あんまりまじめな話をするのは性に合わないので辞めまーす



現段階だと傑作のようなほめっぷりなんですけど、僕的にはそんな事ないんです

まず、ゴジラのデザインと動き
なんか上では褒めてましたけど嫌な所もあるんです。
デザインに関しては出来るだけ初期のゴジラに近づけているとか、ゴーヤっぽい皮膚、極端に小さい手とか、白黒時代のゴジラは赤いという噂をオマージュして今回赤みを帯びたデザインにしているとか、そういうこだわりは良いんですよ。
むしろそういうの大好きです。
ただ、あの死んだ様な目...死んだ様な目なのはいいんですけど、それが全く動かない……….。

いくら砲撃されようと全く動かないんですよ……ゴジラって生物界の頂点に君臨する者なのに、全く目が動かないから

生物じゃない感が半端ない笑

兵器まったく効きませーんっていう演出は他に出来るはず....
なぜあれで通したのかは、ちょっと理解出来ませんでした。笑
昔の着ぐるみだって動かないから?首降るとかのリアクションがあるだろって感じです。

あと、宇多丸師匠のレビューを聞いたうえで書きますけど
今回あくまで日本政府vsゴジラなんで政府とゴジラしか描かれないです。
(被害者とかちょくちょくは映りますが)
それが逆に良いという意見も分かりますが、個人的には今の状況を全然危険視してない調子乗った若者とか被害に合って欲しかったですw
そういうの王道ですよね笑
ただですね、まじめな話東日本大震災の津波でなくなってしまった人って津波をなめてたとか全く危険視してなくて亡くなってしまった人って少なからずいるんですよ。だからリアルに描くならあえて入れて欲しかったです。

この二つのおかげで面白いけどそんなに好きな映画ではなくなった笑
あと10歳ぐらい歳をとってから観たら評価は変わるかもね

あ、基本的に音楽とかなってないシーンは退屈だったような気も...w

そんぐらいかなー


でも基本的にめっちゃ楽しめました

オススメです!!!!