前回からの引継ぎ『マグロ』

仮面ライダーBLACK 第14話「マグロが消えた日

・日本各地でマグロが盗まれる事件が発生
 →南光太郎(倉田てつを) 「ゴルゴムの仕業か!!


今日のテーマはマグロと見せかけて、やっぱり「こち亀」についてです。

前回ラストでも少し触れましたが、一時期こち亀では「マグロネタ」とも言うべき話が、
結構続いていた事があって、マグロの稚魚の話だとか、
部長をマグロについて馬鹿にする話だとか(クロマグロと本マグロとか)、
もう1回マグロを育てる話をして、二徹と実際にマグロを釣りに行って……

流石に中川に「最近、まぐろの話ばかりしてませんか?
と、メタ的なツッコミをくらい、「いちおう気を使って一週おきにしてるだろ」と両さんが切り返す。


なんとも、秋元氏らしい切り口の会話だと思います。


……そう……
実は……今日のテーマは、マグロでもなく……こち亀ってわけでもなく……

秋本治」なのでした。

秋本治は、こち亀の作者として勿論有名ですが、
こち亀連載初期の頃(第100話まで)は「山止たつひこ」でした。
(言うまでもなく、山上たつひこ、「がきデカ」の作者のもじり)

有名になれるとは思っていなかったらしく、100話続いたことを契機に、
クレームがあった件もあり、秋本治(本名)に変えたらしいです。

作者の特徴として、こち亀の根幹を支えているとでも言うべき、
多種多様な趣味(と言ってもサブカルチャー系が多いですけど)はモチロンのこと、
30年を超える連載に全く休載が無かったという、大変稀有な作家で、
締め切りには必ず原稿を間に合わせ、且つ常時数週間分の原稿をストックし、
週刊連載作家ながら旅行にもいくという……
それでジャンプに30年だから、もう、なんていうか、
スゴ過ぎて常人にはなかなか分からない世界かも知れません。


そして、連載作家について興味深い(笑)資料があったので転載。

//以下Wikipedia「冨樫義博」より引用

冨樫がジャンプ・コミックス『幽白』5巻のおまけページの中で、
「連載作家の自由時間を単純に計算する公式」を紹介。
それによると、当時(1991年頃)の冨樫義博本人の1週間の自由時間は「19時間」となっている。
しかし、ここから食事・入浴などの「生活必用時間」を除くと「3 - 4時間」しか残らないとしている。

//

それがマジなら、ますますすごい話だ。


↓秋本治の“こち亀以外”の連載作品を載せてそろそろ〆ましょうかね。

Mr.Clice (Part1) (ジャンプ・コミックス)/秋本 治
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……この作品って、1985からやってたんか(不定期連載だけど)……
知らんかった……
前回からの引継ぎ『両津勘吉』

前回に引き続きこち亀ネタで(宣誓!!)

主人公・両津勘吉のキャラクタ設定が大きく変わっていっていることは、
前回で触れましたが、今回はその中でも特に変わったと思う点を一つ挙げたいと想います。


「両さん=貧乏」

両さんは初登場時(つまり連載1回目)から、現在にいたるまでに、
あまり変化のない設定というのはズバリ…というか当然、「金への執着心」だと思うわけです。

執着心の度合いの程度でいうと、ある程度は強まったり、薄まったりしているように感じますけど、
とにかくお金に汚いのはデフォな訳です。
そして、それに加えて、お金への執着⇔“貧乏”だったわけ。

中川家への借金額は3852億5415万9998円(145巻で発覚)。
(両さんは中川のことを“人間キャッシュカード”と評したこともある)
お金を無計画に使うことや、商店街連中とのボーナス争奪戦など、明らかに金のない描写が多いものの、
(そういえば、最近はボーナス争奪戦やらんな……)
実は両さんの収入ってWikipediaからの引用だと、

//以下引用

待遇は、警察官としての月給は約32万円、ボーナスは約82万円ほどで、年収は約600万円。ただし遅刻・無断欠勤・勤務中のサボり・問題行為の数々により、本来の額の約10分の1にまで減給されている(話によっては月給1500円になったり、マイナスになることも多々ある)。中には100年間の減給も食らっている。もっとも、「超神田寿司」での給料が高い(ボーナスで300万円)のに加え、ネット配信している情報誌の収入(月100万円)やメタバース「Second Life」における収入(7500万リンデンドル、日本円で約3000万円)もある為、最近は生活に苦慮している姿はあまり見られない。

//以上引用


警察の給料はほとんど宛になっていない状況にも関わらず、
時代の流れによって、器用かつ、遊び(趣味)に関しては頭脳も腕も天才的、
と言う設定になった両さんは、普通に月収が約400万強という有り得なさ。

っていうか、超神田寿司(擬宝珠家)が偉大すぎwwww

大叔母の夏春都(元ネタはドイツの戦車“Gepard”)
従姉妹の檸檬の登場率は最近のこち亀ではかなり高く、
擬宝珠家の存在は両さんのカラーを大きく変えたキャラクタ要因であることには、
異論の余地はないと思う。
(檸檬に持たせる弁当が超緻密かつ、成長期であり、試食で高カロリーになりがちだと言うことを考慮しているシーンなど)



こちら葛飾区亀有公園前派出所 169巻 (ジャンプコミックス)/秋本 治
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超神田で板前になってからは魚ネタ(特にマグロ)多かったなぁ……。
前回からの引継ぎ『両さん』

少年漫画誌上に燦然と輝く「こち亀」の金字塔。
今日は前回の宣言通り(宣言通りにしない回がはたしてあったか?)
主人公・両津勘吉を中心に据えた話をしていこうかなと思っています。


まず、両津勘吉プロフィール。


警視庁新葛飾警察署地域課に所属し、亀有公園前派出所に勤務している(話の都合でまれに別の署・派出所へ異動となることもある)。階級は警視庁巡査長(ただし一時期、不祥事で巡査や警察学校1年生に降格になったこともあるが、逆に警部補に昇進したこともある)。一時期葛飾署の刑事課に配属されたこともある。一人称は「わし」(大原や署長など上司には「わたし」あるいは「わたくし」であり、年下や気の弱そうな人間に対しては「俺様」や「両津様」である。アニメやテレビドラマを含む実写版ではほとんど「わし」である)だが、たまに「オレ」と言うこともある。またピンチ時には「僕」とか「僕ちゃん」と言うこともある(少年時代を振りかえるストーリーでの一人称は「オレ」であることが多い)。連載当初は「本官」と言っていたこともあった(アニメでも一部の話でこの一人称を使うことがある)。出生地は東京都台東区の浅草(千束)。 誕生日は3月3日(桃の節句)で(産まれたと言うよりも、常胎児よりあまりに大きいために「飛び出た」という方が正しいと言われている)、毎年誕生日になるとかなりの確率(確実に)で嫌な出来事が起こる上、桃の節句=女の子の祭りのため、誕生日は大嫌いである。 出生年は連載当初1943年生まれとされており、初期の頃は36歳で、しばらくはリアルタイムで加齢し39歳に達していたが、以降は長期連載に伴い年齢の言及がなくなり、後に1952年生まれに変更され、 2009年時点では常に35歳という設定となっている。また、2000年代に入ってからは学生時代のエピソードでビックリマンシールやファミコンなどのキーワードが出てくるため、時代とともに1970年代初頭生まれの設定になっている時もある。


//wikipediaより

……あまりに長いので割愛。
これでもまだほんの一部ですからね、wikipedia一記事の(倒置法)。

興味のある人はリンク先まで。

両津勘吉 -Wikipedia


にしても、改めてこういう記事を読んでみると、連載の長さゆえの、
歴史の流れというか、時代の流れというか(≒)、
両さんの設定の変位がそのまま時の流れを表しているような気さえします。

初期の設定では、それはもう“ただのダメ警官”だった両さんですが、
連載が進むに連れて、作者の膨大な知識と、類まれな好奇心のせいもあって、
どんどん器用に、賢く(ずる賢い)、破天荒なキャラクタへと変遷していきます。

今となっては割とキャラクター性が安定してきたように感じますが、
思えば作者の思いつきを実行することをほとんど両さんに任せているこの展開からすると、
まだまだ連載が続く限り、両津勘吉のキャラクタも変わっていくのではないだろうか……


な~んて、カッコよく(ドキュメント風に)締めてみました。