ちょっと引っ張ってしまった2023年の振り返り。
いよいよ最後に残っていた北海道ツーリング編です。
夏の酷暑ですっかり乗る気を無くしていたバイクですが
北海道に対する気持ちは常に燻っていました。
そして秋の北海道は短く、9月の下旬になると一気に
寒さが訪れると聞いていたので出発するとしたら
9月の前半がリミット。
そこで天気の長期予報と睨めっこが続くのですが
9月の上旬にまずまずの予報が現れます。
とは言え予報は外れるのが当たり前。
良い方にコケてくれること、そして嵐の急襲が無い事を
祈りつつ急いでフェリーやら宿やらの予約を取って
出発したのが9月5日の事でした。
以下は九州同様気に入った写真だけをピックアップしました。
ベタな写真が有ればちょっと？な絵も有ると思いますが
ご容赦ください。
フェリーで苫小牧から出発した北海道ですが
最初に向かったのは富良野。
此処はコロナ自粛中にすっかり嵌った某ドラマが
スタートする記念すべき駅なんです。
今年の春に廃線が決まっているので敢えて寄ってみました。
すると運よく列車が到着
一日に往復10本も無い列車に遭えるとは思っても
いませんでした。
富良野の景色は本当に素晴らしい！
何処を走っても気持ち良いし撮っても絵になります。
ベタですが初めて好天に恵まれた青い池。
池の色がまるで違いました。
そして1年のうち1か月しか走れない富良野上川線。
この日がオープン初日だったのでちょっとした
お祭り騒ぎでした。
1カ月しか通行出来ないとは思えない良好な路面には
ちょっとビックリ。
そして一気に稚内に向かいます。
お約束のオトンルイ風力発電所
こちらも好天の下で見るのは初めて。
本来は解体されているはずの風車群はコロナの影響で
工事着手が出来ず延命されていました。
そしてこれまた初めてクッキリ見えた利尻富士
日没まで待てなかったのがちょっと悔しかった。
翌朝改めて展望台から見る奥尻島と礼文島。
これ以上ないほどきれいに見る事が出来て超満足。
これだけでも来て良かった！
お約束の北防波堤を経由して
これまたベタなポイントです
意外と空いていて天気と共に誰も居ない瞬間にも
恵まれました。
そして丘陵地帯を登ると樺太が！
見れると思えなかった景色に大興奮。
こんなに近いとは思っても居ませんでした。
そしてエヌサカ線では尺取虫での場所取り大会。笑
美幌峠から屈斜路湖、摩周湖と回り、十勝で出会った
北海道らしい風景
トイレ休憩で寄った開陽台ではメーター距離にも運が
ありました。笑
知床横断道に向かう前に給油。
たまに熊に追いかけられるバイクがいるので気を付けてね。
とのありがたい情報に見送られて向かった知床峠。
まぁ、知床はこう言うところですから。
通らせてもらうだけでも感謝しなければ。
オホーツク側は雲がちょっと多めでした
天国にはまだ行きたくないけど･･･
そして今回のメインの一つだった本州最東端
こちらも都合３回目なんですが漸くちゃんとした？
記念写真が撮れました。
強烈な風と時折混じる雨の中で急いで往復。
霧多布岬では天然のラッコにも出会えました。
（ラッコの写真は判別不能なのでボツにしました）
これまた始めての黄金道路。
厳しい崖と海の間の僅かな空間に道路を作るのは
さぞかし大変だったでしょう。
それも有って新道はトンネル区間が多かった･･･
そして漸く来れた襟裳岬。
過去に何回となく計画した物の天候に阻まれて断念。
感慨もひとしおです。
これで北海道の主だったところは殆ど行けました。
そしていよいよ着いてしまった仙台。
ホッとすると同時に寂しさも同居する瞬間です。
九州に続き今回もカッパの出番は殆ど無く、それも仙台で
フェリーに乗る直前だけでした。
晴天に恵まれる時間も長く、今までのツーリングの
中では間違いなく最高に楽しめました。
今後もこうだと良いのだけど･･･
2023年は敢えて道南をスルーしました。
それは次回の楽しみとして取っておいたから。
今年は東北地方を徘徊後に函館～羊蹄山周辺を走り
フェリーで仙台まで、を考えていますが
これまた天気次第なので時期、コース共に未定です。
多分出発の2，3日前に決定となるのでしょう。
それもまた楽し。ですね。
尚、旅の詳細はこちらをご覧ください。
総走行距離： 3079.1Km
平均燃費： 17.6キロ（3079.2/174.7）
ご訪問いただきありがとうございました。