ジェイソン・ステイサム主演の
アクション映画でもお馴染み?の
「アドレナリン」
いざという時、
思いがけない力を発揮する
いわゆる「火事場の馬鹿力」は
アドレナリンのなせる技と言われています。
また、陸上競技の砲丸投げの選手や、
ウェイトリフティングの選手が
ぅおおおおおおおううぅりゃあぁぁぁ!!!
などと叫ぶのは
「シャウティング」と呼ばれる
アドレナリンのコントロール方法で、
実験でも、お腹の底から絞り出すような
大声で叫ぶことでアドレナリンが分泌される
ことが判明しています。
アドレナリンとノルアドレナリンは、
ともに化学式にカテコール核と
アミノ基を持っているため、
カテコールアミンといいます。
*ノルアドレナリンについてはこちら
を参照してくださいね。
どちらも、生体を興奮状態にする
という作用は類似していますが、
微妙に働きの異なる点があります。
脳のパフォーマンスを高める
ノルアドレナリンに対して、
アドレナリンは心臓や筋肉などの
身体のパフォーマンスを高める
役割を持っています。
ノルアドレナリンと同様に、アドレナリンも
ストレスに対応して分泌されるものなので、
四六時中分泌していると、
やはりこれも心身に悪影響を及ぼします。
日常においても就寝前に、
ゲームやアクション映画などの緊張や
興奮を誘うような娯楽、
激しい運動といった行為は
アドレナリンの分泌につながり、
寝つきも悪くなりますので
あまりお勧めできません。
とはいえ、生体にはこのような
緊急時のブースター的な潜在能力が
備わっているということは
生きていく上で心強いものですね。
では、また。
明日を人生で最高の1日にしていきましょう。
Peace.