正論というのは、
誰も反論できないものです。
いわゆる「それを言っちゃぁおしまいよ」
というやつです。
正論で相手を叱ってしまうと
言い返すことも、言い訳もできないので
追い詰めてしまいがちです。
正論は相手にとっては息苦しくなるものなので
正論ばかりで対抗していると、
関係が悪化するケースが多いです。
昨日、
「手を抜かないクセをつける」と書きましたが、
これもあくまで自分自身の心構えの話。
相手に要求したり、責めたりするのは
控えておくべきでしょう。
とくに
相手のぐちを聞いたり、相談を受けたりしたときに
正論を展開して相手を正そうとするのは
やめておくべきです。
どこがダメでうまくいかないのかを
理路整然と並べ立て、
聞きたくもないセリフを聞かされれば、
誰だって、いい気持ちにはなりません。
聞かされる方としてみれば
「そんなことは言われなくてもわかってる」
わけで、聞きたいことではないのです。
「そうなんだぁ。大変だったね」
と、ただ受け止めてあげましょう。
まぁ、逆に言えば
人間関係をぶっ壊したい場合は、
ガンガン正論をぶつけるのが、いいのかもしれませんが。
では、また。
明日を人生で最高の1日にしていきましょう。