Kさん撮影:北条鉄道 木造駅舎掘り鉄編 2007.5.3 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

Kさんからメールがありました。掘り鉄で15年前の北条鉄道、木造駅舎の写真があったとのことです。代理投稿 by D51338

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Kです。今年7月9日の北条鉄道キハ40訪問の中で「木造駅舎コラボ編」の記事をお届けしました。

 

過去の記録を見たところ、2007年5月3日に北条鉄道を訪問し木造駅舎を撮影していましたので、当ブログ恒例の掘り鉄記事にしてお届けします。

① 15年前と一番姿を変えているのが法華口駅。

現在は駅舎の奥に列車交換設備と真新しいホームが建設されて、乗客は旧駅舎を通らずに列車に乗り降りするようになっています。

現在、駅舎はパン屋と喫茶店になっていて、真夏でも冷房が効いていてくつろぐことができます。

 

② 15年前はどうだったかというと、何と、通学の学生さんが自転車で駅舎に乗り入れてきています。白ペンキで手書きされた駅名票は、前回記事でもご紹介したとおり今も使われているものです。

 

③ このように、駅舎の待合室部分が自転車置き場になっていました。乗客はホーム側のベンチで列車を待っています。

 

④ 使われていない反対側のホーム上から撮影していますが、青もみじの日陰が爽やかな空間を作り出してくれていました。

 

⑤ ほどなく、手前側のベンチに男子学生が4人。

駅舎前のホームが、フツーに乗降に使われていた頃の風景です。

 

⑥ 青もみじの陰から列車を待つ女子学生。

列車交換設備ができて朝夕の列車が増発され便利になったとはいえ、法華口駅に関してはやはりこのように旧ホームが使われていたころの風景の方が断然好きです。

 

⑦ 次は播磨下里駅へ。このときはレンタカーでの訪問で、朝のうちに木造駅舎の残る3駅を駆け足で回りました。

播磨下里駅は現在と駅名票の取付位置が違いますね。

駅舎内の掲示物も現在は撤去され小ぎれいになっています。

 

⑧ 続いて長(おさ)駅を訪問。駅舎の入り口道路側からの撮影ですが、ここは15年後の今でもほとんど変わっていないように思います。

 

⑨ 交換設備があったころの旧ホームの裏側から見た駅舎。

旧ホーム上の楓の木や桜の木も健在です。

 

⑩ 旧ホーム上から、到着した下り列車を撮影。

第三セクター線でよく見かけるタイプの気動車。不思議なもので、やはりキハ40が入ってくれる方が断然画面が締まります(笑)

以上、15年前の北条鉄道の報告でした。木造駅舎3駅は健在ですが、特に法華口駅は大きく様子が変わっていましたね。

これからも木造駅舎とキハ40を大切に使い続ける鉄道であって欲しいと思います。